いきなりだが付き合って5年になる彼女が居る。
僕の彼女は、とても優しく聞き上手だ。
僕が仕事の愚痴を言っても黙って聞いてくれる。
普段話しを聞いてくれる彼女に感謝の気持ちを込めて手料理を振る舞う事にした。
中々食べないので、僕はいつもの事だと思いながらも一言
『早く食べないと、冷めてしまうよ?』
すると微かに頭が動き僕は、安心して食べ終わり『飲み物買って来るから』と言い意気揚々と財布を持ち彼女の為にコンビニへ出掛けた。
彼女が大好きなミルクティーと僕の好きなビール(笑)が入った袋を片手に部屋に入ると、ほらいつもの格好で出向かえてくれる。
白いワンピースを着て白く細い布に身を預けて、今日も爪先立ちで、床を見つめる彼女が…。
怖い話投稿:ホラーテラー 翡翠さん
作者怖話