ボクは普通の家庭に育ちました。
小さい時から人付き合いが苦手で回りの人から無視されてました。
ただ、一人だけ心の底から話合える親友ができました。
それは、トノサマバッタでした。
ボクの話を親身になって聞いてくれます。
しかし、半月で亡くなりました。
私はまた一人になりました。
小学校の修学旅行のとき、部屋決めをしなければいけませんでした。
仲が良い人達がグループを作っていくのですが…
当然、ボクだけ残りました。
ボクを入れたくないために、グループの班長同士でケンカになりました。
最終的に、ボクは先生の部屋で寝ることになりました。
卒業式の文集には、『二度とお前の顔をみたくない。』『消えろ』と書かれました。
中学生になりましたが、三日しか登校していません。
それから引きこもり、今に至ります。
友達はたった一人、亡くなったトノサマバッタだけ…
人生って、ほんとつまらないですね^^
怖い話投稿:ホラーテラー ゲ.イルさん
作者怖話