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中編5
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深夜の地下駐車場

こんばんは  警視庁です。

私が実際体験したことを投稿します。

私はある用件があり都内某所のビルに車でいきました。

このビルの地下1階から地下4階まで24時間営業の駐車場になっております。

私は早朝から来ましたが、早朝にも関わらず、駐車場はほぼ満車状態でした。

幸い地下4階に空きがあったのでとめました

夜10時ごろに用事が片付いて、ビルの近くで買い物してたり食事してたらとっくに0時を回っていたので帰ることにしました。

エレベーターに乗り扉が閉まりかけたときに何かがエレベーターに入ってきた気配がしたと同時に、エレベーターの扉が開きました。しかしエレベーターには私以外誰もいません。私は背後に嫌な気配を感じながら地下4階のボタンを連打しました。

あのときの気配は殺気だったと思います。

地下4階で扉が開いてエレベーターからでたらすごく空気が重く冷たい空気でした。

しかもエレベーターホール横の警備員室では警備員が居眠りしてました。

駐車場はほんとにガラガラで、私の車の他に23台とまっている程度です。

真夜中の地下駐車場というのは本当に不気味です。

広さの割にかなり薄暗く、蛍光灯が切れかかっていて、車が入ってきていないのに、

ブザーが鳴っている始末です。

私は車のほうへ歩いていきましたが、ハイヒールの音がこちらへちかづいています。

振り向いても誰もいませんが、確実を近づいています。

私は車を止めしているところにきましたが

フロントガラスに赤い血のようなもので

「こっちおいで」

とかかれていました。私は警備員に言おうと警備員室へ向かいましたが、途中で肩が何かジワッと冷たい何かにぶつかりましたが、何もありません。そこで私は小走りで

警備員室へ向かいました。

警備員室には警備員が一人(居眠りしてた人)いました。60歳くらいのオッサンで

私はその警備員に事情を話して監視カメラの映像をみせてもらいました。カメラは私の車の近くに設置してあったのでハッキリ車が見えますが、車を停めてから何の異常もありませんでした。

警備員のオッサンが便所に行くとか言って

席を外しましたが席を外している間、私は見てしまいました。

モニターに別の車のフロントガラスにへばりつく赤いワンピース姿の女性を。

リアルタイムで。

しかも首を180度曲げて顔を監視カメラに

向けてニターッと笑みを浮かべています。

しかも目と口と鼻から尋常ではない量のドス黒い血が…

私はもうさっさとこの場を離れたく車に飛び乗りキーをいれましたがこういう時に限ってエンジンがかかりません。

スターターが回るだけです。

バッテリーは十分あるのに…

私は少し時間を置いて掛けなおしましたが、スターターしかまわりません。

どのくらい時間がたったか。

私は何か引きずる音が聞こえました。

私は遠くにそれを見てしまったのです。

カメラに映ってた赤いワンピースの女が

血まみれの女を引きずっていました。

だんだん私の車に近づいてきました。

引きずられている女性は刃物のような物が

3本くらい刺さっていました。

しかも体じゅうズタズタです。

赤いワンピースの女は歩くたびに首が左右にガックンガックンいってます。

首の骨が無いのかと思いました。

しかもニターッと表情崩さずやってきます

私はどうしようもなく運転席で縮まってました。

ハイヒールの足音が私の車を通り過ぎたと思ったらすぐ戻ってきて私の車の前にとまりました。

そしたら私の車の周りを歩いたかと思ったら

ドンッ と何か私と車に叩きつけられました。恐る恐る目を上げたら

フロントガラスにズタズタの引きずられてた女性がフロントガラスに叩きつけられてました。顔をこちらに向けて、虚ろな瞳をこちらに覗かせています。

フロントガラスには血がベットリついています。赤いワンピースの女性はどこいった!!

バックミラーに赤いワンピースの女性が映っているではありませんか。

しかも血まみれの手を私の首もとに…

女性の手が首に触れた時、氷のように冷たい手でした。逃げだそうにも金縛りにかかり、前(フロントガラス)には体じゅうズタズタの女性、後部座席には赤いワンピースの女性 もう最悪でした。サンドイッチ状態ですよ。

そしたら何人もの女性の不気味な笑い声が聞こえます。それも大勢。

私は金縛りの中、首だけは動けたので、時計をみたらもう午前2時を回っていました。

いわゆるうしみつどきってヤツですね。

相変わらず大勢の女性の笑い声が聞こえますが、

そのうち一人が「おいでよ」

って言ったら大勢の女性が「おいでよ」

「おいでよ」と言ってます。

後部座席の赤いワンピースの女性が血まみれの手で私の肩を掴んで引っ張っています

私を連れていこうとしています。

私は多分そこで気を失ったと思います。

私が起きたときは午前8時になっていました。周りはけっこう車がとまっていて、

人もそこらにいます。

このとき改めて私は生きていると確信した

近くを歩いている人々は私の車を見てヒソヒソ話しています。

降りてみたら私の白のクラウンか赤茶けて

薄汚れていました。

白いクルマは汚れが目立ちます。

私は警備員室に行き、カメラ映像を確認しましたが、一晩中私の車には誰も近づいておりませんでした。しかし一晩中徐々に

車が赤茶けて色づいています。

それどころか、昨晩いた60歳くらいの警備員のオッサンなんていないとのこと。

ずっと30代の若い警備員が勤務していたとのこと。

あの警備員も幽霊だったのでしょうか。

私は車に乗り出口のゲートで清算しましたが、料金が8000円になっていた。

私は24時間しか駐車していなく、24時間とめたら1500円になるシステムなのに。

幽霊の野郎 金までふんだくるとは

わたしは泣く泣く8000円支払いました。

車の汚れはガソリンスタンドでなんとか落としました。

ちなみに私が車を駐車した場所の番号は

4-44と書いてありました。

怖い話投稿:ホラーテラー 警視庁さん  

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早朝なのか真夜中なのかどっちだよ

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