あまり知られていない事だが、私達が生きているこの世界も、コンピューター上のプログラム世界と
大差の無いものだ。
例えば、物が下に落ちる。なとどいう世界の常識も、あくまでプログラムで決まっているだけにすぎない。
科学者の研究など、プログラムによって起こる現象を解明しているだけで、プログラムそのものに触れる
までには至っていない。プログラムが変更されれば、逆に物が上にあがっていく事だってありえるわけだ。
さて、この私達の住んでいる世界のプログラムだが、弱ったことにいくつかのバグが存在する。多くの
心霊現象や、ミステリーは、プログラムのバグが原因だ。
例えば、幽霊の類は本来消去されなければならないプログラムの一部が消去されずに残ってしまっている物だし、
人体発火現象などの現象は、プログラムの発生条件がおかしくなっている為だ。
バグにはある程度法則性があり、そのいくつかは極秘の研究機関により解明されている。
例えば、ブラジルのギアナ高地から、いくつかの条件をそろえる事でモンゴルのウランバートルに
ワープする事ができる。これは1958年と1982年の実験で実証されている。
せっかくだから、皆さんにも簡単にできるバグを紹介しておこう。
両手両足の指を曲げて、その状態で10センチ以上ジャンプをする。それだけだ。それだけで
世界中のどこかで、人間が一人消滅する。
消滅する人間の条件は、プログラム上では人間一人一人に21桁の番号が割り振られているが、
その番号に由来する。
あなたの番号+1111758912÷24=消える人間の番号(小数点以下切り捨て)
ちなみに、人間が死んだり消える毎に番号は繰り上がるので、あなたは何度でも人を消滅させる
事ができる。だから、興味があったらやってみるといい。殺人と大差ないので、おすすめはしないが。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話