既出だったらゴメン。
他サイトで見たんやけど、意味わかる人いる?
ある夜、マンションの郵便受けに手紙が挟まっていた。
部屋に戻り中身を見ると、赤い紙に黒い字で「2」と書かれていた。
これまでも「5」「4」「3」と書かれた不気味なカウントダウンの手紙が届いている。
「どうせイタズラだろ。明日、誰が入れてるのか突き止めてみるか」
特に気にも留めずそれを捨てた翌日、また手紙が来た。
その時、手紙を郵便受けに入れていたのは、配達員だった。
「どうも〜 連日のお勤めご苦労さまです」
「こんにちは」
一通り、軽い会話を済ませ、配達員は戻っていった。
部屋に戻り中身を見ると、同じような形式で「0」と書かれていた。
「1…じゃない?」
手紙の数字はすでに0になっていた。
イタズラだと自分に言い聞かせていたが、0になっていた薄気味悪さに俺は咄嗟に、同じ会社で働いている友人の家に泊まることに決めた。
が、友人は家を空けていた。
そういえば、残業だったんだっけ。
やむを得ず、その晩はネットカフェで過ごした。
翌日、部屋の前に戻ると、俺のカギのスペアを持った郵便局員が倒れていた。
そして、閉めたはずの俺の部屋の扉が開いていた。
「どうしたんですか!……何か持ってる」
郵便局員は手紙を持っていた。
「…『111』?」
意味が分かった途端、俺は動けなくなった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話