まずは不気味なカウンドダウンを読んでから見てください。
あいつを殺し魂を奪うのはこの俺だ!
死神二人が何やらもめているようだ。
どっちが男の魂を奪うかどうか…。
結局口論の結果ゲームをして決めようということになった。
「ゲームは七五三にする。」
「この投稿を読んでる人間たちがルールを知らないかもしれないから、ルールをわかりやすく先に確認しようじゃないか。」
「そうだな。」
「では、説明する。まず※1のように線を引く。そして交替交替に線を消していく。最後の一本を消せば負け。」
「で、確か同じ列なら何本消してもいいんだったな?」
「そうだ。わかりやすい説明口調じゃないか。」
※1
111
11111
1111111
「人間諸君ルールははわかったか?」
「地方ルールがあるかもしれんが俺たちのルールはこれだ。」
「では、実際にこのゲームで魂を奪えるデスゲームとして、本格的に生命を削る暗黒の紙を使い行う。名付けて七五三デス。」
「名前なんてどうでもいい。では始めるか。」
「1人1ターン/1日とする。」
「まず俺からだな。」
「ではまず5本だ!!」
「真ん中をすべて消したか…。大胆な奴め。」
男は手紙を開いた。
5と書いてある。
男は5のダメージをくらった。
「では次は俺の番か。では4本としよう。」
次の日男は4のダメージをくらった。
「なかなか盛り上がってきたではないか。」
「ではこうしてやる!」
「まっ、またしても消しさりやがった!下の段はこれで終了か…。」
次の日男は3のダメージをくらった。
男のHP残り3。
「はっはっはっ、残りは上の列の3本か。では2本としよう。」
「これで俺の勝ちじゃないか!」
男は次の日2のダメージをくらった。
「畜生!このまま負けるわけには行かない!」
「早く手紙を送っておけよ。明日男が死んだら俺が魂を頂きに行く。」
悩んだ挙げ句死神はとりあえず0と書いた紙を送ってみた。
0と書かれた紙を見てその次の日男は逃げた。
「貴様!何をした!ちゃんと1と書いた紙を送ったのか?」
「いや、負けたくないから0と書いてみたんだ。」
「なんてことを!男は逃げてしまったではないか!続けてやらないと意味がないのに!毎日コツコツとだ!ちくしょう!」
同時刻に別の死神たちも七五三デスをやっていたようだ。
死神達の中で流行っているようだ。
ターゲットは配達員。
配達員は気付いた。
「もしかしてこれは…。最後0になれば俺の身になにか不吉なことが起こるんじゃないだろうか…。」
「よし、こうなったらいつものあいつに送り付けてやる!」
実は俺はカギ屋の息子なんだ。
鍵穴からスペアキーをつくるなんて簡単に出来る。
鍵穴から型をとり鍵を作る。
男がいないうちに家にこの不吉の手紙を置いておくか。
配達員は鍵を開け部屋に入ろうとしたその時、もしかしてこの手紙が最後じゃなかったらどうする…。
不法侵入したことがばれてしまっては次のチャンスがなくなるかもしれない。
侵入は1度だ。
警戒されないためにも。
いや待てよ。
残り3本なら普通は2本消す。
それが普通だな。
では、まだこれが最後の手紙ではないのか。
明日の手紙が最後になるわけか。
だからこれは今見ても大丈夫なんだな。
「えっ!?3本??なぜ…。グフッ!!」
配達員は死んでしまった。
「あっ、いっけねぇ!間違えて3本の紙送ってしまった。」
「はっ、はっ、はっ。バカなやつめ!では俺の勝ちだな。配達員の魂は俺がいただいた!」
……。
なんてことはないか。
あの投稿…。
謎は深まるばかりだ…。
ここまで読んでもらってごめんなさい。
答えわかりませんでした。
こんなオチで本当にごめんなさい。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話