この間、2階からの返事を
投稿した者です。
私の住んでいた家には
家族の他に、この世の者ではない女の人が一緒に住んでいたようです。
それを確信したのは、
家を越す、ほんの少し前でした。
その日はとても寒い日でした。
学校が終わった後、友達二人と遊ぶ約束をしていたので、
私は急いで帰っている所でした。
私の家は小学校から1番離れた遠い場所にあったので、
友達の方が先に、私の家に着いたんです。
二人はインターホンを鳴らし、
私の名前を呼びました。
誰の返事もなかったそうです。
「まだ帰ってないんかなぁ?」
ふと友達の一人が2階の窓を見たら、
黒髪で痩せた感じの
若い女の人がすごい形相で、
二人を睨んでいたらしいのです。
「○○のお姉ちゃん、怖くない?!」
二人は私の家族だと思って
あまり深く考えてなかったと言っていました。
私が家に着くと、家の横の公園で
友達が私を待っていました。
「○○の家族の人に、めっちゃ睨まれたし。
あの2階の窓の部屋におった
若い人○○のお姉ちゃん?」と、
二人に言われたのです。
確かに私には、歳の離れた姉がいたので、
姉かな?と思いました。
友達を睨んだ事で腹が立った私は、
姉を探しに大急ぎで家に入り、
2階に行きました。
でも誰もいないのです。
2階にも1階にもどこにも。
友達に「誰もおらんけど」
と言ったのですが、
誰も出入りしてないし、確かに2階に女の人がいたと言うのです。
しかも姉は妊婦で太っていたし、金髪だったのでその痩せた女の人とは
全くの別人です。
姉に聞いたのですが、
やはりその日には
家にいなかったとのことでした。
あの家の2階には、
何かがいます。
2階から聞こえた声と、
窓から睨んでいた女の人は
同じ人物だと私は思っています。
あの家には現在、他の人が住んでいます。
今でも女の人は2階にいるのでしょうか…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話