【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

中編7
  • 表示切替
  • 使い方

セーブとロード

面白かったんで、コピペ。

有名だから知っている人いるかも。

既出ならゴメンね。

……………………

79 78 sage 2007/08/09(木) 15:30:20 ID:rTVFeIxK0

最近寝てるときに変な事がおこる。

金縛りにあったり、急に目が覚めると目の前に白い人の影があったり。

でも今日のが一番恐かった…(´;ω;`)

夢って大体すぐ忘れちまうんだが、今日の夢だけはよく覚えてる。

最初に、昨日VIPでみた怖い画像

ttp://uploader.fam.cx/img/u16171.jpg

コイツが日本人形になってオレの目の前に現れた。

「ようこそ。今日はオマエと知恵比べだ。

 ここから生きて抜け出す事ができたら、元の世界に返してやる」

みたいな感じの事を低い声でしゃべっていた。

そこで画面が切り替わり、東京に大地震か何かが起こって、地元の人間が学校に避難する。

最初居た教室で、Sという友達設定の男が言う。

「オレの意識があるうちに言っておく…。

 この教室に居たらダメだ、オマエは死なないが、この世界から抜け出す事はできない」

そう言ってSは俺の手を引いて隣の教室に連れて行った。

そこは机が浸るくらい水浸しになっていた。

正直Sの言葉は信じられなかったが、Nという男と3人で船に乗り何とかって場所を目指した

N「そこに着けばオマエはこの世界から抜け出せる。頑張ってこぐんだ」

こいでるうちに2人くらい仲間が増えたが、そいつらは俺達の食料が目当てだった…。

食料が底を尽きそうになり、SとNは二人を殺す事を提案した。

泣きながらハサミで何度も刺して死体を海に捨てた。

その死体は暫く船から離れなくて、遠くであの人形がずっとニヤニヤ笑っていた。

何だか急に不安がよぎる。

恐くなって船を降り、教室を出ようとした。

その途端船が爆発した。

地雷か何かを踏んだに違いない。

SとNが死んで、泣きながら教室を後にした。

80 78 sage 2007/08/09(木) 15:31:10 ID:rTVFeIxK0

最初にいた教室に戻ると、皆がオレを暖かく迎えてくれて、生ぬるい気持ちにさせた。

また人形がニヤニヤ笑っていた。

居心地の良い空間に浸っていると、顔のない黒い少年がオレに言った。

「隣の教室みてみろよ!船こいで逃げ出そうとしてるヤツがいるぜ!」

…船…?あいつ等か?いや、あいつ等は死んだはずだ…。

みんな「そんな事しても危険なだけなのに」とゲラゲラ笑った。

そして一斉に皆がオレの顔を見る。顔のない白い人たちになった。

「アイツラ、ただのバカなんだろ…」

のけ者にされたくなくてそういうと、皆もとの人間に戻った。

その夜、皆が寝静まった頃に顔の無い黒い少年がオレを起こした。

「戻れ、今ならまだ間に合う。オマエはここに居て良い人間じゃない」

少年はオレを無理やり教室から追い出して、扉に鍵をかけた。

「頼む、開けてくれ!一人にしないでくれ!」

泣きながらドアを叩き、小窓から少年を見ようとする。

もう少年は居なかった。白い人達に殺されていた。

81 78 sage 2007/08/09(木) 15:32:08 ID:rTVFeIxK0

どうして良いのかわからなくて、無気力な気持ちでSとNが死んだ教室を覗いてみた。

すると、そこには船があった。

死んだはずのSとNが一生懸命船を漕いでいた。

だめだ、それ以上進んだらまた死んでしまう…!

水を掻き分けて必死に船を追いかけた。

途中、俺が殺した死体がまとわり付いて足をつかんだりしたけど、もう恐くなかった。

後ろから船をつかんで引き戻すと、時間が過去に戻っていくのがわかる。

教室の入り口まで戻すと、3人が船に乗り込むところまで遡っていた。

オレは二人に提案した。

「こっちのルートは危険だ。罠は多いけど、左から旋回していった方が確実だ」

SN「意味ワカンネwwwwwwでもオマエがそうしたいならそうすればイイと思うよ(^ω^)」

二人は完全に元の人格を失っていた。

GM「ちょwwww俺達も連れてけしwwwwww」

さっき殺した二人の人格も変わっていた。

83 78 sage 2007/08/09(木) 15:32:44 ID:rTVFeIxK0

机がジャマだったので移動させる事にしたんだが

良く見ると床に印がたくさん付いている。

この印に机をあわせろという事だろうか…。

だが、妙な胸騒ぎを感じたのでオレはここでセーブしておくことにした。

オレは船を戻して時空を遡った時に、セーブとロードの仕方を覚えていた。

Mが机を印にあわせると、爆発がおきてMの体が飛び散った。

Nが机を印にあわせると、机の中からスプーンを持った妖精?が現れ体をえぐられて肉塊にされていた。

残る印はあと2つ。

SとGは恐がってなにもしようとしない。

俺が恐る恐る机を印にあわせると、一枚の紙がでてきた。

「一人だけこの世界からだしてやる。大切な人の名前を書くんだ。」誰かが言った。

それはもちろんSだ。最初に俺を導いてくれて、ずっと見守ってくれてるんだ。

自分が逃げるより、まずSを救ってやりたかった。

俺がSの名前を書くと、Sは急に発狂したように暴れだし

自分の爪で目をえぐり取り教室の窓から身投げした。

俺の後ろで人形が笑っていた。

そうだ、さっきの声はコイツの声だった・・・。

俺は迷わずロードして、再び皆が生きてる頃に戻った。

隣にはSがいて、顔をみて急に泣き出す俺をみて抱きしめてくれた。

俺は今得た知識で、皆を生かすために伝えた。

あやしい印には近づかないこと。

もし紙を見つけたら、絶対に他スレの>>1の名前を書くこと。

それだけ伝えて最後の印に机をあわせる。

教室の水が一斉に引いて、一人の少年が寝ていた。

姿は違ったけど、さっき俺を救ってくれた黒いヤツだとすぐに分った。

84 78 sage 2007/08/09(木) 15:33:18 ID:rTVFeIxK0

あーなんか書くのめんどくさくなってきた…

ってかだんだん夢のないよう忘れてきた(^ω^;)

とりあえず、その後もいろんな事があってみんな死んでくんだよ。

多分人形の仕業な。

あと、Sと黒い少年が俺をめぐって殺しあったりとかさ。

段々俺の人格も変わってきて、元の世界に戻る目的を忘れたりとかさ。

で、何度もロードして次第に仲間?も増えていって

最後にみんなに言ったんだ。

「ここまで皆を導いてきたけど、この先俺が真っ先に死ぬ事もあると思う。

 だから今伝えておきたい。

 俺達の目的は何なのか、どこが目的地なのか、

 どこにたどり着けば平穏に暮らせるのか、もう俺にはわからない。

 今からお前らにセーブとロードの仕方を教える。

 だから、これからは自分の判断で生きていってほしい。

 誰かがロードしたとき、俺の人格は消えると思う。

 でも、それでも、誰か一人が意識を持ったまま俺達全員を導いてくれればいいんだ。

 そして、もし元の世界に戻ったら必ずやって欲しいことがある。

 VIPにこの夢を書き込むことだ。

 世界中の人間にこの夢の事を伝え、生き残る術を教えるんだ。」

85 78 sage 2007/08/09(木) 15:34:02 ID:rTVFeIxK0

で、この事を伝え終わった時、俺は目が覚めた。

多分、誰かがロードを使ったから俺の人格が消えてしまったんだと思う(^ω^)

とりあえず俺は夢の中の自分との約束を守るために書いた。

 セ ー ブ は 真 ん 中 の ボ タ ン 

 ロ ー ド は C の ボ タ ン 

を押せば出来るからな。

いいか、忘れるなよ?

人形が夢にでてきたら、セーブは真ん中、ロードはCだ。

あースッキリした(^ω^)

86 78 sage 2007/08/09(木) 15:36:50 ID:rTVFeIxK0

これを書いた>>1は強烈な眠気に襲われ、

セーブはCロードは真ん中な。

という言葉を残して眠りについた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ