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短編2
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地主通い 後日談

以前、地主通いというものを投稿させて頂いたものです。

その節は見て頂いた方々、本当にありがとうございました。

実は後日談という形で少しお話があったので、どうせなら投稿しようと思い、またここのサイトに来てしまいました。

地主通い、として載せたお話は私の五年程前の体験談でした。

当時私は新人でしたが同期も何人かおりました。

厳しい仕事でしたので私の知る限り、私の同期は誰も会社には残っていないかと思います。

実は先週、五年前の職場の元同期が結婚するということで結婚式に参加してきました。

地元もみんな違う同期でしたので、退職してからは年に一度年賀状を出し合う程度の中だったのですが、今回結婚した同期が同窓会も兼ねてみんな来てくれないか?と元同期全員に声をかけてくれました。

かなり距離はありましたが、妻も快諾してくれたので参席してきました。

私の同期は全員で30名ほど当時はいたのですが、今回参席したのは、やはり当時一番仲が良かったメンバーでした。

私を含めて四名。新郎も含めてです。

滞りなく式も終わり、新郎と合流して二次会のバーで話をしました。

私が上司につっかかって退職した経緯をみんな知っていたので、当時は表立ってはかばえなかった、なんて話も聞けてかなり新鮮な同期会でした。

あの私が回っていたエリアはあの後、新郎が担当交代で引き続き回っていたことをその場で始めて聞きました。

五年間、かなり際どい感じで繋がっていた同窓でしたし、出身も違うから積極的に私に連絡をとりづらかったと言われました。

なので、今回の式を機に、あの後あそこで何があったかを伝えたかったみたいです。

新郎はかなり嫌だったみたいです。

ただでさえ担当交代はお客さんに不信感を与えやすいし、尚且つそんなことがあったエリアと新郎も知っていただけに、そこを回ることだけでも辛かったみたいです。

なので上司から命じられて一週間くらいは毎日パチンコ屋行って、そのエリアから逃げていたらしいです。

意を決して飛び込むと、私が、やりたい放題やった爪跡がばっちり残っていて、社名を名乗った瞬間に追い返されたり、塩かけられたりと、散々だったみたいでした。

立つ鳥跡を濁しまくっていた私は平謝りでした。

上司に、報告してエリア変えてもらうようにと決意したみたいなんですが、どうせならそのおばあちゃんに会ってから帰ろうと思った新郎は訪問したみたいです。

長いので一旦きります。

怖い話投稿:ホラーテラー セロさん  

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