短編2
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ケータイ電話

 これは半年前に起こった実話です。

会社の友人同士でこんな話題になりました。

 A君 「自分の携帯から自分の携帯に電話をかけると普通は「プーッ、プーッ、プーッ」って通話中になるんだけど、もし「プルルル~、プルルル~」って呼び出しコールになったら自分以外に同じ携帯番号を持った人が存在するんだよ」

 B君 「そんなの絶対ありえんじゃん」

 C君 「それって、どっかの悪徳会社がクローン携帯作って、いろいろ電話やサイト見まくったあげく請求はこっちに来るってヤツだろ?まぁ、有名なガセネタらしいけど」

 自分 「んじゃ~、今からみんなで自分の携帯に電話してみよっか?」

 

 みんな少しドキドキしながら自分の携帯に電話し始めました。

  みんなは

     「ぅお~、良かった~。通話中になった~。お前は~?」

 自分 「あ~俺も~」

 その時はその場しのぎでそう言いましたが、実は呼び出しになっていました。

 当然そのことで頭がいっぱいになってたので夜、自分の部屋で恐々、もう1回電話をかけて見ました。

  「プルルル~、プルルル~」

  (うゎ、やっぱマジだ・・・。もうここまできたらとことん突き止めてみよう・・)

  「ガチャ・・、もしもし・・」

  (あ、相手が出た・・・!)

 自分 「ぁ、あのぉ~、す、すいません、、○○さんですかぁ?」

  急だったので、とっさに頭に浮かんだ友人の苗字を言ってみた。

 すると、

 

 相手 「 いいえ、お前本人だよ 」 

 

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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鳥肌(`;ω;´)

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