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短編2
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笑う人

これはつい最近私が家に帰るまでの帰り道に遭遇した出来事です。そのときは本当に怖かったのですが、下手な文章にしてしまうと怖さが半減してしまうかもしれませんが、お聞きください。

最近私は学校が終わるのが遅く、そのあとにまた友だちとおしゃべりをしたりなどしてしまいその日も帰るのが夜の10時を過ぎていました。

もう帰らないとと、友だちとバイバイして電車に乗り(おしゃべりは学校の最寄りの駅でしていました)ふた駅めでおりました。

いつもはバスに乗るのですが、もうなかったので、歩いて15分ほどで家につくし歩くことにしました。

家までの道のりには小さな神社やお墓が結構あるので、たくさん霊がうろうろしているのだそうですが。

まあ大丈夫だろうと歩いていました。

しかしやっぱり怖くて、なぜだか動機までしてきたので、私は真っ暗な道をひたすら無心で歩きました。しかもその日は運が悪いことに携帯を忘れていたので、ほとんど走りながら家路を急ぎます。

そしてやっとのことで、あと5分で家につくという時、私は長く一本道で電灯がひとつぽつんとあるだけの道を歩いていました。

ふと見ると電灯の下らへんにぽつんとしゃがんでいる人がいて、目をこらして見るとどうやらサラリーマンが正座をして座っていました。

しかも電灯の光を浴びて、ぼぅっとその後ろ姿が浮かび上がって見えるのです。

びっくりし更に動機がしてきて、これはやばい!と見ないように目をそらそうとした時です。

ばっとそのサラリーマンがこちらをふりむき、目が合い、合い続けたまま

「むふ、むふふふ、むははははは!あーっはっはっは!」

と大声で地面を手で叩きつけながら笑い出したのです。目をかっと見開き、こちらをじーっと見たまま。口だけを開けて。

もう気持ちが悪すぎて、足が絡まりながら、後ろをふりむきふりむき、泣きながら家につきました。

二度ともう歩いて帰りません。

幽霊より生身の人間の方が怖いと思いました。

長くなってしまいすいませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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