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中編4
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曲がるよね?

怖くないっす。お暇な方だけどーぞ↓

一昨年の話になるが

今の竜馬ブームやN○K連ドラが始まる前の話。

親友と一緒に

隣県ではあったけど

今観光客でいっぱいであろう尾○へ一泊しに行きました

まあ一昨年なので特に観光客もおらず、

というか地元人すらいないくらい静かな町でした。

先に駅近くのホテルでチェックインを済ませ

町に出かけました。

ブログ内で有名なカフェへ行ったり

パン屋へ行ったり

もちろん寺巡りも

尾○ラーメンも楽しみました。

ロープウェイだけは死ぬかと思った。。←高所恐怖症

まあ一日目は満喫してホテルへ帰ったのですが

そこから変なこと続きで怖がりの私は友達に怒られながら一緒のベッドで寝ることになったんです。

ホテルに帰ったのは夕方頃。

部屋に案内してもらうと最上階の通路一番奥。

海が見える良い部屋でした。

他に客がいないのか

しん、とした偕で

まあ部屋の音が外にもれるわけないか、と納得し友達としばらくしゃべったり買ったものを並べたり

テレビ見たりして過ごしていました。

色々観光する為に朝早かった為、友達は晩まで仮眠するーと寝てしまい

私は一人でテレビを見ていたのですが段々眠くなりベッドに横になりました。

ただすぐに寝付けず

寝返りをうってはうとうとしていました。

するとパーンッ!!!

と弾ける音がして覚醒。

今の何っ!?と飛び起きましたが

友達は夢の中。

絶対今の部屋の中からだった・・・と思いガタガタしながらその場で部屋を見回しましたが何もなく・・・(涙

その後は何もなかったのですが怖くて眠れるわけもなく怒られるの承知で友達を起こし、案の定怒られました。

またこの友達がリングや呪怨を爆笑しながら見る子なので起きて側にいてくれるだけで頼もしい。(笑

その後晩御飯食べに出て

帰ってお互いお風呂もすませ

あとは寝るだけーってなった時でした。

私は窓側のベッドだったのですが

うたた寝していた時に寝返りばかりしていたせいで

シーツがずれており無駄に神経質な私はベッドをずらしシーツを直そうと試みました。

友達に手伝ってもらいベッドを壁から離した瞬間

「うわ」

と友達の声。

ふん?と壁を見ると

どうみても血痕と思われる跡。

声も出せず友達と血痕を交互に見る私。

「あーなんか上から下に散った様な血痕だねー」とのん気に話をする友人を見ながら力ずくで一人でベッドを押し戻しました。(涙

半泣き状態で友達に一緒に寝かせて下さいと頼み

(交換はしてくれなかった…涙

もー狭いーとか言われながら

それでもあのベッドで寝るのは絶対いや!と友達に引っ付いて寝ました。

まあ、あんまり眠れませんでしたが…。

友達はもちろん爆睡。

次の日の朝さっさとチェックアウトを済ませ

ホテルの人にあの血痕を聞く勇気もなくそそくさとホテルを後にしました。

(今思えば部屋を替えてもらうこともできたのに…)

二日目も色々観光して

夕方頃さあ帰るぞーと車に乗り込み友達の家へ向かいました。

観光地からさほど遠くはない友達宅でも近づいた頃には

日も暮れて真っ暗になっていました。

ちゃんと家まで帰れる?

大丈夫?

泊まってもいいよ、と言われましたが

次の日は仕事だったし

大丈夫ーと運転していた時でした。

もともと街頭が少ない道だったのですが

車のライトは付いてるし見えないわけがないのですが

急に真正面に見えていた道が見えなくなりました。

あれ?ここ直進だったよな…とか思っていると

急に右カーブの道が見えました。

「あれ?ここ右曲がる?」

と友達に聞くと

「え…ここ直進で他に道はないよ?」

って不思議そうに言われました。

まじかよ…と思いながらも

まあ寝不足だし疲れてるんよなーと思い直進。

すると道が先まで見えだしたので一安心。

あーやっぱ疲れてるんだなあと納得。

友達を送った後、目がシャ○をもらい

飲み飲み自宅へ着きました。

友達の家に着いて降ろした時必要以上に心配していたのですぐに電話で連絡しました。

「ちゃんと帰ったよー」

「ああ良かった。心配しとったんよー」

無事でよかったよかったと連呼する友達を不思議に思い何か私変だったー?

と聞くと

「いやー…あんたが右曲がるよね?って聞いてきた所

墓地やったんよね。

右に曲がったら墓地の塀にぶつかる感じやったんよ。

だから家帰るまで言わん方がいいかなーと思って。

まあ無事帰ったなら何より。」

「…!!!!!涙」

帰るまで言わないでくれて良かったような

一生言わないでいてくれた方が良かったような…

ホテルのラップ音、血痕、

帰り道の墓地

これらが関連あるとは思いませんが

私にとっては恐怖でした。

それから尾○へは行ってませんが

観光はとても楽しかったのでまた行きたいとは思ってます。

が、あのホテルはもう嫌だ…涙

怖くないのに長文になってしまい申し訳ないっす。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー ぷうさん  

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