短編2
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私の地元

初めての投稿です。

文章を書くのは余り得意ではないので読みづらいかもしれませんが、私の地元で起きた不思議な話を一つ。

私が生まれ育ったのは東京から数百kmの位地にある離島。

夏には青い海や空、山に行けばホタルも見られる、離島だからこその申し分ない自然に溢れた島。

都会からのアクセスの良さもあってか観光客の方たちのリピート率もかなり高い。

夏には観光客の方たちがたくさん訪れ、賑わうこの島。

島の人間も皆明るく、『島』はただの観光地、私はそう思っていました。

今回は

『そうではないんだなぁ』

そう感じた出来事。

4年程前、山の中の神社の祠で首吊り死体が発見されました。

発見したのは島で唯一の神主さん。

小さな島なので、私の母を始め、同年代の人は皆親しい仲。

母はその内容を受話器越しに暗い顔をして聞いていたのを覚えています。

受話器を置いた母は、

母『今Tちゃん(←神主さん)からの電話でさぁ、○○山の祠から首吊り見つかったんだって』

私『え、○○山って神社あるの?』

母『神社じゃなくて、昔からある祠らしいよ。

古くからの山神さまじゃないかの。

(死体は)観光客らしいんだけど、祠にはちゃんと施錠されていたみたいで…。

でも島で神社や祠を全部管理しているのは神主のTちゃんじゃない?

なんか気持ち悪いくない?』

私『…』

母『…7人目だって』

私はピンと来た。

母が、言いたいけど言えなくて、戸惑っている『あの表情』をしてたから

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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