A君とB君という仲のいい友達がいた。
B君が学校に行ったとき
、A君は欠席だった。
その日の帰り道、A君とすれ違い、B君が声をかけた。「今日、一緒に遊ぼうよ」と・・・。
とりあえずゲームをしたのだが、A君は元気がなかった。
案の定B君が勝ち、1人喜んでいた。
すると電話がかかってきた。
母からだった。
「もしもし?」
「ああ、B?あの・・・気を落とさず聞いてね」
「何なのさ」
「A君は・・・死んだのよ」
「そんなはずないよ!だって今A君と・・・」
そう言いかけた瞬間、A君を見ると
真っ黒になったA君がこちらに歩み寄ってきた。
「助けて・・・。」
そう言いながら・・・。
A君は怖くなって、近くの公園まで全速力で走った。
公園に着いたとき、ふと思った。
(A君、助けてって言ってたしな・・・。1回家に戻ろう)
かわいそうに思ったのか、B君は家に帰った。
帰っている途中、A君の家が見えた。
真っ黒に焦げた家・・・
よく見るとA君と思われる真っ黒に死体があった。
むなしい気持ちのまま家に帰ったとき、玄関には真っ黒のA君のくつがきっちりそろえて置いてあった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話