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短編2
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そりゃ驚くわな

いつも皆さんのお話を堪能させていただいております。

怖い話は好きだけど、実際ビビりなオレはこのサイトをみる度にドキドキしてます。

そんなオレには彼女がいるんですが、彼女はオレに輪をかけたビビり。

怖い話とかオカルト系はてんで駄目。

ある日、彼女がオレの部屋に遊びに来ていたときのこと。

何をするわけでもなく、彼女はテレビを、オレはケータイで『ホラーテラー』を見ていました。

テレビ番組がCMに差し掛かったとき、

「さっきから何見てんの?」と、彼女。

「んー?面白いサイト。」とオレは答えました。

彼女は怖いの苦手だし、第一、オレにとっては“面白い”のだから嘘はついてないはず。

「ふーん。」と、彼女は再びテレビの方を向きました。

オレは一区切りつけるため、ホラーテラーのトップに画面を戻し、ケータイをたたんでテーブルに置きました。

その時テレビはまたCM。

オレが「何か飲もっか?」と言って冷蔵庫に向かったときです。

「キャッッ!!!」

っという彼女の叫び声が!

ホラーテラーを見ててビビりモードに入っていたオレもマジびっくり!!

「ぅおお!?っ何なに!?」っとオレもパニクりつつ彼女の方を見ました。

そこには涙目の彼女と、放り出されたオレのケータイが…

「どうしたの!?」と聞くと…

「あのね、K君(←オレです)が何見てるのか気になったの。でね、ケータイ開いて見ちゃった…」

と答える彼女。

何!?ホラーテラー読んでて、まさかついに怪奇現象起きたか!?

と、霊感0のオレはビビっていました。

「そしたらね、画面に写ってた女の人が怖くて…びっくりしたの…」

マジで~!!?

何か変なの呼んじゃったか!?

「と、とりあえず見てみる…ケータイ貸して。」

そして、恐る恐るケータイの画面を覗くと…

普通のホラーテラーのトップが写ってる…

「別にお化けとか何も写ってないよ。」と、ドキドキしつつ彼女に返事をすると、

「ううん、違うの。その画面の女の人が怖くて…」

…?画面の女の人?

あっ、もしかして…

「このケータイ持って微笑している人?」

と、画面を彼女に向けて尋ねると、

「うん。なんか…怖い。」

彼女が驚いたのは、サイトのトップに出てくるケータイを持っている女性の絵でした。

確かに、初めて見るとなんか怖いかもですね(汗)

怖くない&長文ですが、読んでくれてありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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