その日私たち4人は
会社の残業に追われ
気づくともう1時を過ぎ終電もとっくに逃がしてしまっていて
タクシーで帰るよりも
安くつくと言うことで
近くの小さなホテルに泊まる事にしました。
ホテルに向かう途中
A先輩 「あのホテルの近くで最近連続殺人が起きたの知ってるか?」
B同僚 「知ってますよ。その犯人まだ捕まってないんですよね。」
A先輩 「あぁ」
C先輩
マジかよ ^_^;
私 泊まる前にそんな話するのやめて下さいよ。
そんな会話をしながら
無事にホテルに到着する事ができました。
このホテルは部屋が小さく4人で2つの部屋を借りる事になりました。
301号室に私とB同僚
302号室に先輩2人が泊まる事になりました。
私は部屋に到着し
少しの間書類などに目を通していると
A先輩に返し忘れていた書類があるのを思い出し、今のうちに返しておこうと思い隣の先輩の部屋のドアをノックしたのですが返事がありません。
到着して
あまり時間がたっていないと言うこともあり
おかしいと感じつつも
残業の疲れのせいで寝ているのだろうと思い
試しにドアノブに手をかけてみると鍵が開いていてラッキー♪と思い黙って返しておくことにしました。
部屋の中に入ると電気が消えていて真っ暗で何も見えません。
起こすと悪いと思った私は手探りでカバンを探すと運よくすぐ足元にA先輩のカバンを見つけ、
私はそのまま書類を返し自分の部屋に戻り眠りにつきました。
その日の朝
私はパトカーのサイレンで目を覚ましました。
私は部屋のすぐ前の廊下を行ったり来たりする足音が聞こえ気になりましたが
まだ朝が早かったので、また眠りについたのですが次はノックで起こされました。
ドアを開けるとそこには何人かの警察の人が立っていて
隣の部屋で2人の死体が見つかったのだが
物音などを聞かなかったかなどと言われた。
私はいきなりの事で
とても同様しながらもまだ寝ている同僚を起こし警察の方に
殺されたのは同じ会社の先輩であり
何も知らないと伝えると警察の人は袋に入った紙を出してきて
「この紙に書いてある意味が分かりますか?」
と訪ねられ
その紙を見ると
電気つけなくてよかったね。。。
と真っ赤な血で書いてあった。
あの時電気をつけていれば私も今頃……
その犯人は未だ捕まっていないという。
今夜あなたの部屋にも……………
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話