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中編3
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呪ってみました

友達から聞いた話です。

少し長文です。

父が再婚し、新しい母が出来たのだが、ドラマに出てくるようにムカつく女で、 父の前だけではいい顔をし 私の前では罵声など当然・・・ という感じだった。

その日、 父とその女が旅行なので友達を呼んで泊まらせることにした。

2人とも怖い話が大好きで、 一緒にパソコンで怖いサイトを見まくっていたが、 普通の「心霊体験談」では物足りなくなり、 呪いの方法やら自殺サイトやら危ない系のもの見始めた。

そこで見つけたのが「嫌いな奴を不幸にする呪いの方法」 その方法っていうのが、 まず夜中にペットボトルに10円玉を入れ 嫌いな奴の髪の毛を いれ「◯◯(嫌いな奴の名前)死ね死ね」 と念じながらペットボトルの蓋を閉じる。

それを神社に埋めておけば 自然と呪いは起き、 呪われた奴は不幸のどん底・・・・という内容だった なんか小学生が考えそうな 呪いの方法だったが、 他の呪いは「ネコの血」だの「ネズミの死骸」だの入手困難な物が必要だったため、 とりあえずコレやってみよーよって話になって用意した。

ペットボトルと、あの女の枕からとった髪の毛を使った。

友達は「本当に呪われたらどうすんの」とちょっと心配してたが、 本気であんな女死ねばいいと 思っていたので迷わず決行。

その時部屋は明るかったのだが空間が変な感じがした。

10円玉と女の髪の毛を入れる 「どの神様でもいいのであの女を殺してください」 と念じながら蓋を閉じる。

家の裏は神社なのですぐに埋めに行った 効いても効かなくてもザマーミロって感じで家に帰った。

一週間くらいたったある日、 あの女は階段から落ちて捻挫した その三日後に高い所から落ち 鼻の骨を折った。

効果が出てきたと思って一緒に呪った友達に 「効果出てきたよ〜」 と報告すると友達は静かに 口を開いた。

「ペットボトルに10円玉入らないよ・・・」 その時は何言ってのコイツと思ったが、 まさかと思いもう一度10円玉をペットボトルに突っ込んでみると、でかすぎて入らなかった。

友達は気づいてからずっといおうとしていたらしいが、 怖くて言えなかったらしい。

なぜあの時はすんなり入ったのだろう・・・? なんか嫌な予感がするので、 今から神社に行って掘り返してきます。

怖い話投稿:ホラーテラー RIKAさん  

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