お爺ちゃんが大好きでした。
私が16で妊娠した時も
「ちぃと早いが、神様が授けて下さった命じゃ。大切に育てるんじゃよ」
とニコニコした顔で言ってくれました。
妊娠中は体調が悪く、あいに行けず3月に出産し、夏に曾孫の顔見せに行くことになりました。
しかし、4月にお爺ちゃんは亡くなりました。
原因は、餅を喉に詰まらせ窒息死でした(冗談の用な本当の話…皆さん餅は良く噛んで召し上がって下さい)。
顔見せられなかった。
ものすごくショックでお葬式はずっと泣いてました。
静かに目をつむり横たわっている姿は本当眠っているようでした。
棺にお花を添えてあげる時「曾孫無事産まれたよ。」
と子供を見えるようにし、報告しながら手を棺に入れると、お爺ちゃんの目がカッと開き曾孫を見たのです。
ビックリしてお花を棺の中に落としてしまいました。
もう一度見ると元に戻ってました。
見間違いかもしれませんが、私はお爺ちゃんが最後に曾孫を見てくれたのだと思いました。
怖くないし、乱文失礼しました。
読んで下さりありがとございます。
怖い話投稿:ホラーテラー ぱんださん
作者怖話