始めに。
投稿者の言語力が限りなく乏しいため、非常に理解し難い文章になっています。申し訳ありません。ご了承下さい。
希にみる駄文です。心してお読み下さい。
オチもありません。
それでも読んで下さればすごい勢いで喜びます←
これは、去年の春、実際に体験した話です。
高校受験を奇跡的に合格できた私は、同じクラスの知らない人たちとどう仲良くなれば良いか分からず、
最初のうちは元・同じ中学の友達2人と行動していました(仮にAとBとします)。しかし
案外すぐ慣れるもので、次第に他中学の人とも話すようになり、高校生活もすっかり板に付いてきたころ。
同じ部活ということもあり仲良くなった他中の友達(仮にC)と廊下を歩いていると、
前方から男性教員が歩いて来ました。
私たちが挨拶をし通り過ぎると、Cが突然私に疑問を投げかけました。
C「ねぇ、ねぇT(私)。」
私「ん?なにした?」
C「なんであの先生、首が無いの?」
私「ホントなんでだろうねぇ…、…って、はっ!?」
何を言ってるのだと、振り返って先生の頭を確認しましたが、しっかり閃光を放っている後頭部がそこにはありました。
後光が眩い。
私「…あるよ?頭…」
Cは首を横に振って、
C「先生…大丈夫かなぁ」
と暗い声を漏らしました。
私はCが何の心配をしているのか、考えたら軽く恐怖を感じました。
私「もしかしてC、霊感すごいあんの…?」
恐る恐る私が聞くと、Cはコクっと頷きました。
私はそんな人が身近にいるということに関心を持ち、興味津々に、へー!ほー!すげえー!など、口々に感激の声を上げていました。
そこに、Aが「何やってんのー?」と話しかけてきました。
私は感激のあまり、勢いで今あった出来事をAに話してしまいました。
話している最中、徐々に後悔の念が押し寄せ、「やっちまった…」と思いながら話し終えました。
案の定、
A「今度A連れてあそこ(当時噂があった心霊スポット)行こうよっっ!!(゜∀゜)ノ」
意気揚々とAが言いました。
私としたことが…Aは霊とか妖怪などといった類の話題を面白がる奴だったので
ふざけ半分で心霊スポットにいきたがったりするのです。
以前、降霊術をやる!、とかほざいて行った作業が実は呪いの儀式で危うく無実の友達を呪うところでした。
Aの心霊スポットに行こうという提案に私は少々ビビりましたが、普段からノリが良いCは
C「なんだとー!?行ってやんぜ!」
A「よく言ったC最高!…Tはどうします~?ニヤニヤ」
私はてっきり霊感のある人は面白がって行っちゃいけない、と拒むと思ったのですが…(断れなかっただけでしょうが)
勿論私も行くということで話は進められました。
そして当日の夕方。
私たちはバスで移動をはかり、到着したバス停から3分ほど歩いた近いところに、そのお化け屋敷はありました。
噂によるとこの屋敷は深夜に女のすすり泣く声が聞こえる…と有名だそうです。
屋敷を目前にしてAと私の温度差は歴然としていました。
私「C!お願いだから何かあったら!何かあったら助けなさいね!?Aは置いて逃げようね!?」
A「いかにも出そうですな~!ささっ早く入っちゃいましょうよ!♪」
楽しそうにズンズン進んでいくAとは裏腹にCは酷く静かだった。そして一言、
C「何だここ…」
その一言で恐怖感が更に増し私は泣きそうでした。
A「んじゃ入りまーす!」
Aは既にドアノブを握って開けるところだった。
C「ちょっとまって!!!」
Cの叫び声は時既に遅しと言わんばかりに虚しくもドアの奥内に吸い込まれていった。
ドアが開いた瞬間、Cはひゅぅっと息を呑んだ。
露骨な反応に、ど…どうしたの…?と聞くと、
C「ドアに5、6人の顔と大きさがそれぞれ違う手足が張り付いてる。顔は笑っているのと怒っているのがいる」
それ聞いた時、私は言い知れぬ悪寒を感じました。
A「え?どこに?全然何もいねーけど??」
とか言いながらどんどん先に進んでいくAは正気なのかと、疑問に思いました。
C「あちゃー、あの顔と手足、Aに憑いてっちゃったよー…まぁ害無さそうだから良いと思うけど笑」
私「えぇーー!?」
なんか可哀想と思いながらも、「本人がああだし、大丈夫でしょ」というCの言葉にかなり納得しました。
私とCは顔や手足にまみれているらしいAの後をついて行くと、入り口のすぐ横に階段があり、登りきると中々広いスペースが広がっていました。
そのスペースの左隅っこに古めかしい机があるのですがCが机を見るなり早々、
C「ヤバい…ヤバい!あれはヤバい!!」
と血相を変えたのです。
Cは乾いた声で
C「アレは…ダメだ。絶対に目を合わせないで、絶対に。気づかないフリしてて」
Cはその机に焦点を合わせず、様子を窺っていました。
私は何がいるのかとちらっと横目で机を見てしまいました。
その時全身の毛が逆立ったのが分かりました。
そこには、机に両肘をつき両の手の平にあごを乗せ、歯ぐきが見える程の笑顔を浮かべている10才くらいの髪の長い少女が居ました。
一見可愛い光景であるような気はしますが…
ただ最高に気味が悪かったのが少女の目の大きさが尋常ではなく、顔の半分を両目が占めていました。
大きすぎる黒目が延々と左右に動いているのを見て、ぶわっと油汗が浮き出てきます。
C「絶対に悟られないで。Aを呼んでそのまま帰ろう」
私「う、うん…。」
その張りつめた空気の中、正常を保つことに精一杯でAを呼ぶ時にほぉ~い、Aえぇ~と情けない声を出していました。
早くその場を去りたくて、ひゃやく帰ろぉ~と、泣きながら呼びました。
後ろにいた私達に気付き、爆笑しながら近寄ってきました。
A「あっはっはっは!!T何泣いてんのー!?」
Aには少女はみえてないらしい。
C「A…帰るよ」
A「え?もう…?」
C「いいから!!」
私とCが帰ろうとAを引っ張り後ろを振り返ったとき、
Cのすぐ横に少女が、さっきの体勢のままの少女がそこにいました。机も無いのに空中に肘をついて!そしてゆっくりと口を開き、
『ねぇ、みえてるんでしょ?』
私「うわあぁぁあぁぁぁぁあ!!!!」
C「走れええぇえぇえぇ!!!」
もう恐怖のあまり大大大絶叫。無我夢中で入り口まで走りました。走っている途中『ケケケケケケ!』という高い笑い声が追いかけてきて気が狂いそうでした。
屋敷から出ると、すぐにバスに乗り直帰。
Aは最後まで何が起きているのか分からないという様子でした。そんなCが心底羨ましかったです。
その日は一人でいるのが怖すぎて急遽Cの家に3人で泊まることにしました。
…以上です。
これが私の心霊初体験です。
最後までお目を通して頂き本当に有り難う御座いました!!
後にAは「あの時二人がいきなり絶叫したのが一番怖かった(笑)」と笑いながら話していました。
…背中に無数の顔と手足をくっつけながら。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話