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私と犬しかいないのに・・・・。

短編2
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私と犬しかいないのに・・・・。

前の家でお母さんが体験した話です・・・。ある日眠いので昼寝しようと部屋にいったのですが・・・・、1時間ぐらいたってから当時もってたミッケ!という本をばたばたと床にたたく音がしたんだって。またー?と思い

「誰?Rー?」

すると男の子のこえで、

「うん。Rだよー。」

とあきらかにその子じゃない声で返事でお母さんは

(寝不足なんだ・・・。寝ぼけてるだけなんだ。だれもいないもん、夢だ、ゆめ・・・。)と自分にいいきかせて、再びねむりについた・・。さらに1時間後、枕元の周りに誰かが走り回るおとがして目が覚めた。

(次はY?もおいい加減にしてよ・・・。ただじゃおかないから。)

そしてきいてみると、

「うん。Yだよー。」

と男の子が答えた瞬間金縛りに遭いました。しかもふつーのじゃなくどんどん上にあがってくる感じの・・・。必死に犬を呼べば楽になるかもしれない・・・。そう思いいぬをよびましたが、からだは動かないしその犬はいびきをかき寝ている。わかるわけがない。そこでお母さんは気を失ってしまった。それから2時間後わたしがただいまあといいかえってきました。もちろん弟と一緒に。しばらくしてにぎやかなこえがして、ああよかった。と思い、おきてきました。

「どうしたの?おそかったじゃん。」

「ねえ。1じくらいにかえってこなかった?」

わたしは寒気がしました。だってまだ私と弟は掃除の最中。いませんでした。

「なにかあったの?」

さっきあったことをまとめてみると、その子はたぶんそこで死んでしまった男の子。お母さんに危害を及ばすつもりはなかった。となります。いたずらで・・。ただたしかなことがあります。座敷童で、その1ヶ月後お父さんは、支店長にあがりました・・・。でも私はそのへやにいくのが怖くなりました。いそうだし。おまけにその本もこわくてさわれず、いまでも段ボールの奥底にしまってあります・・・。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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