昔、三郎という友達がいた。
彼は太っていたので、豚三郎と言うあだ名だった。
俺はある日、A、S、豚三郎と共に心霊スポットへ行った。
その心霊スポットは30年前から使われなくなった廃病院で、辺りは山や畑しか無く、とても静かで不気味である。
俺達は夜の11時にコンビニに待ち合わせし、廃病院へと豚三郎の車で向かった。
A「あの病院マジヤバいよ、高校の頃、先輩が幽霊見たって言ってたぞ。」
Aはそう言ったが俺は正直幽霊なんて信じてないし、あまり怖いとも思わなかった。
だがSは
S「こ、怖いよう、やややめてよA君。」
とかなりびびってた。マジ笑えるグフフ
コンビニから10分ぐらいで廃病院についた。
豚三郎「うわ~、真っ暗だな。ライトあるか」
俺「ああ、持ってきたぞ。」
A「じゃあ行くか」
俺達は廃病院の中へ入った。
廃病院の中は床や天井、壁がボロボロで床にはお菓子の袋やペットボトルなどのゴミが沢山落ちていた。
S「ここここ怖いよぅ、帰ろうよぅう」
Sはかなり怯えている。もう22才なのにガキみたいだ。
俺達は適当に病院の中を回り、帰ろうとした、その時
豚三郎「あ、あれ手術室じゃないか?」
豚三郎が手術室を見つけたので手術室に行くことにした。
ガチャ
手術室のドアを開けた。
ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
手術室の中には頭がグチャグチャの女がいた。俺達は逃げた。
女「ギャハハハハハハハハハ、待って待ってよギャハハハハハハハハハ」
俺達「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
女「グフフ、ネズミーマウス松本!ネズミーマウス松本!」
女「ギィイイヤアアアアアアアアアアアアア!!!オオオガサワラアアアアア!!!」
女はものすごいスピードで阿波踊りを踊りながら近づいてきた。
俺「やべぇ、キ○ガイだ!!逃げろ!!」
女「フフフ」
豚三郎「う、」
豚三郎「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!ギィイイヤアアアアアアアアアアアアア!!」
豚三郎も狂った。
豚三郎は自分の股間を触りながら白目を向いている。
豚三郎「ゲヒゲヒゲヒゲヒwwwwwwデュフwwwwww」
俺達は逃げた
次の日、豚三郎は死体で見つかった。
怖い話投稿:ホラーテラー 小笠原大納言さん
作者怖話