これは友達から聞いた話で、友達の塾の先生が体験した話です。
塾の先生が若い頃初めて一人暮らしした時、少しぼろいアパートに暮らしました。
住んでから、数日後に急に体がダルくなってきて、環境が変わって疲れたのかと思い少し横になりました。
でも、数日たってもダルさが抜けず、ついには熱を出してしまい寝込んでしまいました。
夜中、急に目が覚めたとき、コンコンと玄関から聞こえました。
誰だこんな時間に?と思い、朦朧とした意識の中玄関に行きドアを開けたが、誰もいなかった。
それからも毎日どんどん体調が悪化し、コンコンとノックされることも毎日続いた。
食料も底をつき、先生は友達に電話をし食料を買ってきてもらうことになった。
階段を上ってくる音が聞こえたので友達が着いたことがわかった。
そして突然「うわああ!!!」と聞こえた。
何があった?と急いで行ってみると、自分の部屋のドアにびっしりと御札が貼られていた。
実はアパートの向かいに怪しい教会があり変な宗教で、先生は御札の実験にされていたようです。
毎日ドアをノックされ、それと同時に体調が悪くなっていったのはそのせいでした。
終わり。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名DXさん
作者怖話