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短編2
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プラモ屋

怖いというか不思議な話。

当時、小4だった俺ゎ自転車でいろんな所に行っていた。

ある日友達と一緒に自転車を走らせていたら、目の前にプラモ屋をハケーン。

現代風の住宅地で古ぼけた昭和30年代風のプラモ屋ゎあまりにも浮いていた。

まだガキだったのでおかしいと思うよりも好奇心が勝ってしまい中へ入った。

中もやはり古ぼけており、昔のタミヤのプラモがぎっちりあった。

店のオヤジも角刈りでゴツく、年ゎ50くらいに見えた。

アメリカの兵隊人形(つまりGIジョー。

小学のガキだった俺にゎ何がなんだかさっぱりだった)やらいろんなものを見ていたら夕方になり、その日ゎそのまま帰ることにした。

翌日、休日ということもあり、友達とまたあのプラモ屋を目指して、自転車をこいで昨日と同じ住宅地へとむかった。

昨日のことだったので、位置もわかっていた。

ちょっと大きい道路の通りにプラモ屋があったことを覚えていたので、昨日の通り、その道路をまっすぐ進んでいった。

しかし一向にプラモ屋は見つけることができず、住人に聞いてもそのようなプラモ屋はないという答えしか返ってこなかった。

近くの交番にも駆け込み、聞いてみたがやはりそのようなプラモ屋はないという答えしか返ってこなかった。

しかし昨日はちゃんとあったと友達と一緒に訴えたが、何度聞いてもないという。

「あった、ない」で口論となり、結局怒られ、署につれていかれ、延々と説教をくらってしまった。

しかし、今もまだあのプラモ屋の光景、オヤジの顔、プラモの感触はしっかり覚えている。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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