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短編2
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ユメノハナシ

俺が見た夢の話をさせていただきます

あの日は祖父の亡くなった日

そのため母の実家に居ました

俺は人生で初めてだと思われる量の

涙を流しました

しばらくして

泣き疲れた俺は

祖父の亡骸の隣で寝てしまいました

ここからが夢の話です

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

俺は国道1●2号線沿いの歩道を

自転車で走っています

スピードはゆっくりと

しばらくすると前方に

トンネルが見えてきました

トンネルに入るとトンネル特有の

ジメッとした空気

オレンジ色のライト

普通のトンネルでした

ですが想像以上に長い

トンネルの4分の1を走りきったときでした

「あ〜ラララ〜」

女性の高めの綺麗な歌声が聞こえてきました

俺が、なんだろう?って思った時

目の前に建て付けてある看板がありました

┏━━━━━━━━━━━━━┓

┃このトンネルは上の道を車が┃

┃通る度に音響による音の変化┃

┃で歌声が聞こえてきます。 ┃

┗━━━━━━━━━━━━━┛

鮮明に覚えています

ですがさすがに

トンネルの中に歌声が響き渡っているのは気味が悪く

俺は猛スピードで自転車を飛ばしていました

すると気のせいだろうか

歌声が急に大きくなった気がします

ちょうど道路が真上にあるのだろう

そう思い急いで自転車を漕ぎました

ですが段々大きくなるその歌声は

俺に近付いて来ているかのように

歌声が近くなるにつれ

寒気がしだし

どんなにどんなにとばしても

歌声は近付いてくる

歌声が耳元まできた

同時に耳に冷気が走った

振り返ろうとした瞬間

顔の真横に

顔面が無残に潰れグチャグチャの女性の顔が

そこで目を覚ましました

目を開けた瞬間

亡くなった祖父の顔が横にあり

またビックリしてしまい

高2の俺は恥ずかしいぐらいの

大泣きをしてしまいました

あの女性はなんだったんだろう

あの女性は確実に浮かんでいた

いや飛んでいた…が正確かもしれない

髪は乱れ目は潰れ

口を大きく広げ

顔全体が焼きただれていました

本当に怖いです

今でも同じ夢を見ます

見た日は当然のように高熱が出ます

ですが俺はあの夢の続きを見たいです

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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