【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

中編3
  • 表示切替
  • 使い方

夢?未来?

これは、私が昨日(今日の朝?)見た夢です。

私、個人が怖いと感じたので投稿しました。

つまらないと思いますが、馬鹿がやっていることなので、ご了承下さい。

では、始めます。

私は、友人達と街を歩いていました。

一番最初に気付いたのは、私の体が大人だということでした。

そして、周りにいる友人達も、大人の姿。

そして、なぜか、私の親友のA(女)は小さな(一才くらい)子供を連れていました。

私達は、どこかに向かっているようで、長い道路を真っ直ぐに歩いていました。

街の景色は見馴れた、田舎の自然ではなく、やたら道路や、立体駐車場、ビルやショッピングモールがありました。

道路を走る車も、形は旧いものでしたが、速さは現代とは大きく違いました。

私達は、途中で何人かに別れ、目的地で落ち合うことにしました。

私は、親友のAとAにくっついている子供と一緒に目的地へ向かいました。

街を、歩き続けると、ビルやショッピングモールがまばらになり、小さな家がポツポツとありました。

私と親友と子供は、小高い丘の下にある、壁が薄いベージュ色、屋根が黒い瓦の二階建ての家の前で止まりました。

ベルをならすと60代後半くらいの女の人が。少し疲れた顔で出てきました。

Aは子供に「ちゃんと挨拶しなさい」と言って女の人の前に出しました。

子供はもじもじしながら上目遣いに「こんにちわ…」と言いました。

Aは何か女の人に話をしたようです。

話を聞き終わると、女の人は目に涙を浮かべながら、子供に「何歳?」と聞きました。

子供は喜んだ顔で「2さい!」と指でたどたどしいピースをつくって見せました。

Aは、「今日、2歳になったんです…。」と静かに言いました。

私は、そこまで聴いて、耐えられなくなって、丘の上にある小さな遊具がすべて白い、公園に行きました。

そこで、一番奥にある真っ白い英国風のお墓に向かって、何か大きな声で叫んでいました。

「約束したのに酷いよ!!」

口の形からこんなことを言っていたような気がします。

自分の声なのに、全く聞こえませんでした。

しばらくして、Aや別れた友人達がやって来ました。

いつの間にかそれぞれの子供達を遊ばせていました。

その、ざわめきの中からAが私の方に歩いて来ました。

「もう2年になるね…」

その言葉で私は、全てを思い出しました。

目の前にあるお墓に眠っているのは、私の最愛の人、Sだということ。

彼とは高校の入学式で出会ったこと。

彼には恋心を寄せていたが、三年になって、親友のAと付き合ってしまったこと。

別れそうになったのを必死に止めたこと。

卒業してからもSとは、友人として、様々な相談を聞いてあげたこと。

AとSが結婚して、一番に私に報告して、「ありがとう」と照れながら言ったSの顔…

しばらくして、Aが妊娠したこと。

それを泣いて喜びながら、私に報告してきたSの顔…。

そして、出産の日に、病院へと急いでトラックに……

そして、あれから2年たった。

私がSの墓を見つめていると、さっきの女の人がやって来ました。

よく見ると、女の人はSの母親でした。

お母さんは私に向かって、「〇〇〇さんよね?」と言ってきました。

「はい…お久しぶりです。」

「Sが貴女にって…」

「え?」

「もし、自分が〇〇〇よりも早く死んだら渡してくれって…」

そう言って、小さな箱を渡して来ました。

「それから、これも、自分が〇〇〇よりも速く死んだら伝えてくれって言われていたんだけど…」

「はい…」

「『約束守れなくてごめん、先に逝って待ってる』って」

そうだ…、いつか、Sと約束したんだ。

決して、私より先には死なないと……。

私は無意識に小さな箱を開けていました。

そこで、目が覚めました。

起きたときには、いつもの硬い布団の中で、目覚ましの音楽を聴くともなしに聞いていました。

今、私は高校一年生ですが、Aという名の親友はいませし、好きな人はいません。

ただ、クラスにSに良く似た、W・Sという男子がいます……。

乱筆・乱文失礼しました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ