初投稿。失礼します。
怖い話ではないと思いますが、体験談です。
半年位前、
夜中にあまりにも気持ち悪くて目が覚めたら、
速攻吐きました。
寝ゲロ?寝起きゲロ?
酒飲んだ訳でもないし、病気だった訳でもない。
急に気分悪くなって吐き散らかしました。
かなり鬱な気分で、取敢えず散らかしたもの片付けなきゃ…何て思ってベッドから降り立ったら、
ピンポ〜ン♪
インターホンが鳴り響きました。
はぁ?何て声に出したと思う。体がビクッとなったの覚えてる。
夜中も夜中、丑三つ時?
僕は独り暮しで、そんな夜中に連絡無しで訪ねてくる陽気な友人は居ない。
静まり返る部屋。
吐いた事も忘れて、立ち尽くし固まっていたら、また。
ピピピンポーーン♪
心臓バクバク。
何それ?今何回押したん?と、思ってたら、
ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピーンポーン♪
完全に停止状態の僕。
何とも言えない香りが漂う暗闇の室内、玄関方面凝視して、
取敢えず電気付けるか…?と手を伸ばしたら。
ガチャ、ガチャ、ガチャ、ガチャ、ガチャッ!
あ、これ、不審者か?と若干イラッとして、わざと足音立てて玄関へ行きドアを思いっきり蹴り
誰だ、コラァ!
何て精一杯頑張ってみたけど、向こうからはリアクション無し。
覗き穴から外の様子伺おうと覗いた瞬間、、
ピンポ〜ン♪
また。でも僕の目は覗き穴から何も捉えて無かった。誰も居ないのに、誰かがいる。
そう思ったら、再び強烈な吐き気が。嫌な汗をかき、吐きたい衝動を押さえ、壁にぶつかりながら慌ててトイレへ入り、蓋をあげ、一気に吐き出した。
ハァハァ言いながら目の前の便器をよく見たら、
女の顔がピッチリハマってた。
が、ゲロまみれ。
女は目をカッと見開いてて口をパクパクしてたけど、
そこで僕の意識も途絶えた。
気がついたら朝、吐瀉物まみれのトイレに僕は丸くなって寝ていた。
その日も仕事があったので、重たい体引き摺って風呂に入り、支度しようとクローゼット開けたら、
服やスーツに何やらついてる。匂いを嗅ぐとスッパイ匂い。
…僕の?
もうその日は仕事を休み、布団とトイレ、衣類ほぼ全部の洗濯に費やしました。
その後は特に何も無く平和そのものです。
あの女性は何をしたかったのか、あんな暗がりの中でよく女って分かったのか、未だに不明ですが、
分かりたくもないし、こんな体験2度とごめんです。
よく解らないし、怖くない。そして汚い話ですいませんでした。
乱文失礼しました。
怖い話投稿:ホラーテラー もずくさん
作者怖話