怖くない不思議な話。
僕の住んでいる場所は
本当になんにもない。
コンビニもなければ
でっかいビルなんて
建物もない。
あるとすれば
薄暗い山しかなかった。
春、夏になれば虫取(^^)
山菜などを採りに
行ったり秋はキノコ
などを。
冬はソリと本当に
ここでしか出来ない
であろう遊びしか
出来なかったのだ。
ある日、キノコ採りに
出かけいつも行く山へと
1人で出掛けた。
いつも行っているとなれば道も覚えている。
お得意様だった。
しかし見覚えのない
細道を見つけた。
ちょっと抵抗は
あったんだがその時
僕は小学校高学年位
好奇心も盛んで
道も覚えているので
ってゆうことで
その細道に入ってしまった。
その細道に入ってから
キノコや山菜が山ほど採れた。
きっと誰もここの細道を
知らないんだろう。
こんなに山菜やキノコが
採れるのだいっぱい採ってみんなに自慢してやるんだ
二時間した頃だったろうか気づけば辺りは暗くなり、スズムシの声が響き渡る。
両手のバケツには、
美味しそうなキノコと山菜が溢れるばかりか入っていた、
僕はそろそろ良いかと
家へ戻った。
その日予想異常の眠気に襲われ自慢するよりも先に布団についてしまった。
起きた時一目散に
バケツを持った。
「母さん見てよ!
昨日山の奥の細道で
こんなに山菜やキノコが
採れたんだ!!」
バッとバケツ出すなり
バケツの中を見た。
それは土だった。
「何よ‥ただの土じゃない。どうしたの??
キノコ1つや2つも採れてないじゃない‥」
不思議だった。
夢だったのかな‥
でも確かに見えたんだ
キノコや山菜のある向こうほうで手招きしてるおばあちゃんを。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話