短編2
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屋敷の自画2

真夏の夜、四人でドライブに出かけました。

運転しているのは友人のK

助手席にいるのはKの彼女W

Kの後ろは僕

僕の隣はT高校の同級生Iです。

四人で「屋敷の自画」

という怖話の投稿で知り、探してみること

初めはG県から

12時間にわたって探しましたが見つかりませんでした。

Iがもう疲れたと、言い。

今日はやめにしました。

次の日は隣の県のNへ向かいましたが見つからず。

嘘の投稿のような気がしてきてあきらめかけてきました。

しばらく走っていると、濃い霧に遭遇しました。

道がかすんで見えなくなり、

その途端、

Kが急にブレーキを踏み、みんなガガンというような、

(ベルトを着けていなかったため)椅子にめがけて顔からぶつかりました。

Tは鼻をぶつけたらしく鼻血を流していました。

僕は「きたないなー」

Tが鼻を手でふさぎながら「仕方ないだろう、自然現象なんだから」

僕は急に止めたKに向かって

「ねんで、急に止めるんだよ!」

とKに叫ぶと、

Kが指を霧の向こうに刺して口をパクパク言っていました。

Wも顔を防ぎこんでいました。

僕はKの指が差す方向を見て、驚きました。

それは、大きなムカデがへばりついていました。

僕は思わず「わああああああ」

と、叫びだすと、Tがなになに、

と顔をひょいと、僕の横から覗き込み

続けて「のわああ」

と叫びました。

ムカデの大きさは約1メートルの大きさ。

ガラスにへばりついていました。

TがKに急いでムカデを振り落とせと、叫びますが

Kは何も言わず口をパクパクしています。

僕はKが指をさしている方の本当の方向を見て固まりました。

Kの指が差していたのは大ムカデではなく、

霧が覆っているにもかかわらず、大きな屋敷がぽつんと建っていました。

Tが「おい、あれって・・・」

僕「おい、マジかよ」

と、二人で興味と恐怖の二つがまじりあったような感じでいました。

しかし、問題は車からどうやって出るか、

KとWをどうやって起こすか

2つの問題を抱えました。

Wは泣き崩れ、Kは気絶

車の外には大ムカデが巻きついている。

外に出ればかみつかれ、毒が全身にいき瀕死。

屋敷を見つけてもどうすればいいかTと相談しましたが、

ムカデを追い払うものが生憎、持ち合わせていなず

WやKも動かない。

そこで、最後の手段として僕はTに頼み、二人を起こして二人を車から脱出する。

僕は俊足で車から出て大ムカデを追い出す。

と、彼は話してくれました。

続きがどうなったかを聞こうとしましたが、明日は朝から会議があるからダメと言われました。

彼が話す機会があったら続きを教えてくれるそうなので、今回はここまでです。

ちなみに続きます。

怖い話投稿:ホラーテラー IMIさん

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