短編2
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メリーさん

その夢はある日突然に見るらしい…

ふと気がつくと目の前には女の子が一人。

女の子は言います。

「私はメリー。左手の小指を無くしてしまったの。あなたに探してきて欲しいの」

ふと気がつくと今度は目の前に大きな扉があります。

メリーさんは言います。

「この扉の奥にお墓があるの。その後ろにあたしの小指があるの」

なんでも小指を取る時は右手で取って左のポケットにいれなければいけないそうです。

そして小指を取る時に後ろから名前を呼ばれます。

でも決して振り向いてはいけないとメリーさんは言います。

扉を開けると中は真っ暗。

入ってすぐに提灯が置いてあります。

提灯を左手に暗い中を一直線にすすんでいきます。

しばらくするとお墓がみえてきました。

しゃがみ込んだそのとき、

「〇〇」

名前を呼ばれました。

振り向いてはいけません。

しばらくすると去っていく足音が聞こえました。

さて、お墓の後ろを覗き込むと小指がありました。

右手で取り、左のポケットにいれました。

帰り道は何事もなく帰れます。

扉を開けるとメリーさんが待ってました。

メリーさんは言います。

「小指をありがとう」

メリーさんは小指を受け取ると、

「お礼に好きな扉を選んでね」

目の前には三つの扉が現れました。

赤い扉、青い扉、黄色い扉です。

夢は扉を選ぶと終わりです。

赤い扉は血まみれになる死に方をする。

青い扉は全身の血を抜かれ真っ青になるし。

黄色い扉はここではないどこかに行ってしまうらしいです。

小さい時に聞いた話故、

乱文・長文失礼しました。

怖い話投稿:ホラーテラー 兎夢さん  

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