ある首吊り死体と人形にまつわる、少し長い話。
若干の性描写を含みますので、苦手な方は読まずに捨ておいてください。
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戦後間もない頃のある日、ある町外れの橋の橋梁で、若い女が首を吊っていた。
女は宿る庇を持たない娼婦で、性病に侵されていたらしいから、それを悲観しての自殺と思われた。
顔見知りによると、娼婦が大事にしていた日本人形があったと言うが、それがどこにも見当たらない。
質草にでもしたか、盗まれたか。
身寄りのない娼婦の死は、やがて誰からも忘れられた。
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『首を吊った女の話』
私が物心ついた頃には、日本はまだ戦争中だった。
家は田舎だったので空襲こそ無かったが、当然有形無形の様々な影響はあった。
十ニ歳になった頃には、私は家族の不審なそぶりに気を揉んでいた。
父が仕事で留守の間に、知らない男の人が一人、こっそりと上がり込んできて、
寝床で母と遊んでいる。
彼は米英人では無いようだったが、日本人では無かった。
父はこの事に薄々気付いていたようだが、母を咎める様子は無い。
そんな父が不憫で、私はある時母に詰め寄った。
もう父を悲しませるような事はやめて欲しいと。
しかし、帰って来た返事は私をおののかせた。
「あの通い来る男の人があんたの本当のお父さんなんだよ。
あたしが仲良くして悪いのかい」
当の男の人からも、
「お前ほんとは俺の子。確かな話」
と何度か言われた。
父親に本当とか嘘とかがあるのだろうか。
私は父に、母の言葉の意味を説明して欲しくて、訊いてみた。
父は、お母さんがそんな事を言ったのか、と驚いた後、
「いつかお前にも、意味が分かる時が来るだろう。
けど何があっても、僕はお前のお父さんだよ」
と頭を撫でてくれた。
それから間も無く、仕事柄徴兵をまぬがれていた父もついに前線へ送られ、数ヵ
月経つと戦死の知らせが届いた。
出立前に父に買ってもらった美しい日本人形を眺めていた時に着いたその報に、
私は打ちのめされた。
戦争は、その直後に終わった。
父が出征してからはあの男の人が無遠慮に家に上がり込むようになっていたが、
私には優しくしてくれた。
彼になつくのは父に申し訳ない気がして、そっけなく応えていたが、それなりに
平穏な日々だった。
しかし、終戦後には状況が一変する。
彼がよく母をなじるようになった。
暴力も振るう。
私にも
「お前は島国の劣等民族の子。俺の子じゃない」
と物を投げてきた。意味はよく分からなかったけれど。
母も言い返した。
「あんただって、日本人になれたって喜んでたじゃないか。
名字が出来た、戸籍が出来た、読み書きも勉強出来たって」
「戦争に負けた国のくせにうるさい。
俺は敗戦国民じゃない!」
「進んだ、豊かな国に来れたって、言ってくれたじゃないか!」
「黙れ、負け猿!」
…
後から聞いた話では、彼には心身を捧げた仕事があったが、終戦と共にそれが破
綻し、その為に正体を無くしたらしい。
彼はもう母には乗ろうとしなかった。
「俺は、俺は、敗戦国になる国に連れて来られ、猿を抱かされていた!」
「何言ってんのよ、あんたは密入国で-…」
言い終わる前にひときわ強く殴られた母がくずおれると、彼の狂暴な双眸が私に
向いた。
「負けた国は、何をされても文句言えない。知ってたか?」
あなたには負けていない。
叫びは私の胸中にだけ響いた。
男が私にのしかかる。
優しかった頃の彼の面影にすがるように、私は声を絞りだした。
「わ、私は…、あなたの、子供なんでしょう?」
「猿の子供は居ない!」
彼は私の服を引き剥がすと、私の体を指で探り、口をつけた。
そして、私にも手を使わせて、彼の体を熱くさせてから、私に押し入ってきた。
私は、気の強い母を見て育ったから、男の人に乱暴されても、自分は抵抗が出来
る人間だと思っていた。
やんちゃな男の子と喧嘩したこともある。
知らなかったのだ。
男がこんなに恐ろしいなんて。
やめて、とかいやだ、とか叫んだような気がするが、肉の合わせ目を力で破られ
、当時の私の体の許容量を遥かに超える彼の熱が侵入して来ると、もう言葉にな
らなかった。
あまりの激痛に、自分はこれで壊れてしまい、生涯不具になるに違いないと思っ
た。
彼が身を起こし、服を着て家から出て行っても、私は生暖かく濡れている自分の
下半身がどうなっているのかを見るのが恐ろしくて、目を閉じていた。
あの男の人をそれから見ることは無かった。
母も、あの日から数日経つとフイと消えた。
私は間接的に戦災孤児となり、糊口をしのぐ方法を探して放浪する内に、気が付
けば街角に立っていた。
唯一のつれあいは、家から持ち出したあの人形だった。
まともな職場は、必ず男性と机を並べることになるのが、恐い。
もう男を信用することは出来なかったが、お金で買われている間は、皆優しくし
てくれる。
お客が私と寝床で濡れている時も、私は物陰にいつもあの人形を置いていた。
一人でいるのも、男性と二人でいるのも、恐かったから。
人形が見守ってくれていると思うことで、私は安定していられた。
そうして体をひさぎ続けていたある日、体調がおかしくなった。
病をこじらせたかと、裏町の医者にかかる。
私は、梅毒に侵されていた。
いずれそんなこともあるとうっすら覚悟していたが、それでも妊娠と性病には気
を付けていただけに、衝撃だった。
私にとって、家族の消滅は人生最大の悪夢だ。
今まで私が相手をして来た無数の男性達の中には、人の親や誰かの恋人も含まれ
ていただろう。
性の病など家庭に持ち込んで、家族が順風でいられるはずがない。
一家離散のあの悪夢、私がその元凶になってしまった。
恐怖と罪悪感で、おかしくなりそうだった。
もう町に立つことなど出来ない。
私は町外れの大橋のたもとにゴザを敷き、この日はそこを寝床にした。
起こされたのは夜中だった。
誰かが私の体を揺すっている。
「何だ、寝ているだけか。死体かと思ったよ」
相手は私と同じ年頃の青年だった。
月明かりでしか見えないが、美しい顔立ちをしているようだ。
そろそろ冷える季節だからか、おかしな咳をしていた。
「何故こんな処で寝ているんだ」
「…家が無いからです」
性病のせいとは言えなかった。
「今日もらった菓子の余りがあるんたが、食べるかい」
彼はどこか名家の次男らしく、私のような境遇の人間が珍しいのか、それからよ
く大橋へ顔を出すようになった。
屈辱を感じてもいいような状況だったが、彼の無邪気さが私には心地好く、次第
に彼との語らいが一番の楽しみになっていった。
私の生い立ちのことも、春を売っていたことも告げたが、彼は軽蔑をその顔に浮
かべることは無かった。
それでも、病のことは言えなかったけれど。
幾日か経って、互いに親しみが深まった頃、彼が私を自分の家に誘ってくれた。
彼は産まれつき体が弱く、自宅に招ける友人を作ることが出来なかったそうだ。
だから一度、親しい人を自分の部屋に向かえたいと。
私はこの時には彼にはっきりとした好意を抱いていたし、彼の好意も受け止めて
いた。
そしてチラチラと彼の体から匂う、男の欲望も感じていた。
この人は私に女を感じている。
男と女になるために誘ってくれている。
いっそ抱かれてしまいたい。
だからこそ行けない。
「今まで言えなかったけど、
……私は梅毒持ちです。
だから、お宅には行けません」
彼は、少し黙り、そして、そうだったのか、と呟いた。
これで彼とは終りだ。
涙が溢れてきた。
「でも、それは君が悪いわけじゃない」
「いえ、私がふしだらな仕事をしたせいです」
「それは君のせいじゃない」
両目から滴がつるつると落ちる。
「私は、もう、誰にも迷惑を掛けずに老いて、死んで行きたいんです」
「分かるよ。だからだよ」
彼が私の手を強く引いた。
私を求める、男の手だった。
私にはもう抵抗出来なかった。
彼の部屋に入り、襖を閉めると、彼は唇を重ねて来た。
「いけません、やはり。後生です」
言い終わる前に組み敷かれていた。
「お願い、お願いですから」
彼の体が熱い。
互いにさらけ出して行く素肌がそれを伝える。
撫でるように触れられると、首、肩、鎖骨、脇腹、内腿、全ての箇所から甘った
るい痺れが流れた。
力が抜けていくのに、彼の指に反応して自分の四肢がしなやかに跳ねるのは止め
られない。
彼の口が私のぬかるみを捉えると、自分でも聞いたことのない声が口から漏れ、
恐ろしいくらいに激しく濡れた。
そのせいか、彼が咳き込む。
これが性交なのか。
自分が今までに達したことのない領域だった。
心を許した相手と肌を合わせると、こうも高まるものなのか。
こんな思いは、今までに出会ったどの客とも、互いにしなかったはずだ。
お金を払って私を抱いた、恐らくは全ての客が、こんな恍惚を求めて、満たされ
ないまま服を着たのではないかと思うと、申し訳ない気持になった。
だがそんな感傷も、全身を貫く甘い火花に押し流されて行く。
私も彼に口を使った。
彼の中心は、猛々しく盛っていたが、敏感で脆そうに見えた。
彼も、濡れている。
ゆっくりと先端を唇で包み、それから思い切り強くいじめた。
何度も悲鳴を上げた彼は、ついに私を押し倒し、私達は重なった。
巨大な熱に弾けるように突き上げられて、私は幾度も粉粉に爆ぜ、彼も燃え尽き
るまで私の上で激しく動き続けた。
大橋へ戻ってから、取り返しのつかないことをした、と私は悔やんでいた。
今後どうしたらいいのだろうと悶々としていたのだが、翌日から彼は現れなくな
った。
聞けば、体調を悪化させて入院したらしい。
私のせいかと冷や汗が出たが、いくらなんでも早すぎる。
それから私は彼の退院を待ち続けた。
しかし、とうとう彼は帰ることなく、そのまま鬼籍に入った。
冬の近い曇天の下で、私は葬式を傍らから眺めていた。
すると、式の帰りらしい女性達の話が聞こえた。
「労咳だったそうね」
「入院する前日に女の人と部屋で寝たそうよ」
「死ぬ前に一つでもいい思いをしたかったのかしら」
「女の人の方が気の毒よ。粋狂で労咳なんて移されちゃ」
「商売女でしょ、自業自得よ」
目の前が真っ暗になり、その後は何も聞こえなかった。
そう言えば彼はおかしな咳をしていた。
私は弄(あそ)ばれたのか。
あの優しげな、無頓着そうな顔で、どうせ長くないのだからと、病を囲った女と
、危うい交わりを楽しんだだけだったのか。
致死性の高い労咳まで、ついでに移して。
彼の笑顔を思い出す。
あの暖かさが偽りならば、この世の何を信じればいい?
川辺りにはいくつもの荒縄が落ちていた。
その内、特別長い一本を手に取る。
家を出てから、人と親しく付き合うことなどなかった。
上辺だけ、体だけを重ねて来た。
そんな私だから、感情の軋轢には脆い。
力付くで汚された子供の時よりも、互いに信頼を交したと思った分だけ、衝撃は今回の方が強かった。
体を病に、心を絶望に侵されたこの時、私には生存への意欲が失われていた。
縄の両端を輪にして橋梁と自分の首にかける。
寝床に置いた人形と目が合った。
私は人形と同じだった。
自分から何も手に入れようとせず、失うことを当たり前に過ごして来て、間も無く消滅しようとしている。
己というものの無い人生だった。
悔しい。無念だ。煮えたぎるように、産まれて初めて思う。
だが、その情念を受け止める力が、私の心身には残っていなかった。
ただ、視線を通じて、自分の分身のように感じていた人形には、私の思いが伝わった気がした。
尚も、渦巻く感情を塗り込めるように、人形を睨め付け続けた。
涙が零れ出し、視界が利かなくなる。
次の瞬間には、私は空中に足を滑り出させ、静かに絶命した。
◇◇◇
『ある人形の話』
瞼を開けると、目の前に、橋梁にぶら下がった首吊り死体があった。
その顔立ちに見覚えがある。
私自身の顔だった。
己の体を見下ろす。人形のそれが、視界に入った。
川まで降り、月明かりの中で水面を見下ろすと、そこには紛うこと無き、人形の顔が映る。
私は誰だ。
名前は思い出せる。
そうだ、あそこで首を吊っているのが私だ。
いや、違う。
私は人形だ。
そう思った途端、私は自分の名前を忘れた。
何をしようとしていたのだっけ。
考えを巡らせようとしていると、急激に激しい餓えに襲われた。
いけない。
このままではくたばってしまう。
短い手足を操り、土手へ上がる。
少し先まで歩くと、浮浪者が道端で寝ていた。
あれは男性だ。
男性の精力の源は、散々に知っている。
確か、命の種子を、生きている時に何度もすすった覚えがある。
それを食べよう。
男の裾をからげ、うな垂れた先端に口付けをした。
(寄越せ…)
そのまま一息に精を吸い上げる。
たちまち灼熱した肉の高まりが、大量の熱を放った。
浮浪者が何か叫びながらのけぞり跳ねた。
体液がすぐに枯渇し、さらに吸引すると血液に変わったが、躊躇せずに続ける。
一滴残らず吸い上げると、浮浪者の体はからからに干からびて縮まり、人形のように変わり果てていた。
引き換えに精気に満たされた私の体は、人間と変わらない大きさと、滑らかで柔らかい肌を手に入れていた。
これを続ければ、生きていける。
孤独で無念な、死の瞬間の恐怖をまだ覚えている。
人間だった頃の記憶はこうしている間にも薄らいで行くが、あの根源的な恐怖が心の奥底にある限り、私は男を食らい続けるだろう。
寿命の無い人形の体で、永遠に満たされること無く。
いつまでも餓え続けながら。
川辺りの寝床へ戻ると、紙片が一枚落ちていた。
飛ばないように小石で抑えてある。
露に濡れ、少し草色に変色している所を見ると、何日か前から置かれていたようだが、草の陰になって気付かなかったようだ。
拾い上げると、手紙のようだった。
弱弱しい文字で書かれている。
<この手紙は、信頼できる人間に、君と出会った橋のたもとに届けるように頼んである。
僕は今、思いがけず重態でいる。
君と僕の部屋で過ごした直後に体に変調があって、それ以来病院に軟禁だ。
何の病気だかは誰も教えてくれないが、命に関わるものかも知れない。
小さい頃から体の不調には慣れていたせいで、油断していた。
君に移る病で無いかだけが気がかりでいる。
君の患っている病気のことも心配しているだろうけれど、それについては、僕に感染しても、君と共に治療出来る方法と資金を僕は用意出来る。
だから君とああなったんだ。決して勢い任せの獣欲じゃあ無い。
回復したら、またすぐに君と会いたい。
まだ話したいことや聞きたいことが沢山有るんだ。
君も同じだったら嬉しい。>
・・・。
最後に差出人の署名があった。
とても大切な名前だった気がする。
しかし、その記憶ももう、私には残っていなかった。
だから手紙の内容も、意味がよく理解出来ない。
手紙を川に流して、私は戦後の暗い町の隅へと歩き出した。
またぞろ襲い来た餓えから逃れる為の贄を探して。
◆◆◆
あれから長い月日が過ぎた。
私は人間達に追われて逃げ込んだとある民家の蔵の中に閉じ込められ、耐え難い餓えに悶えながら、人間の姿を保てなくなり、ただの人形として片隅に転がっていた。
このままいずれ土に還るのか。狂うことも出来ず、こんなにも餓えたまま。
しかしある時期から、頻繁に蔵の扉が開かれるようになった。
あどけない顔立ちをした少年が、面白そうな古物を物色しに訪れているようだ。
もうぴくりとも動く余力は無かったが、それでも懇親の精気を振り絞り、何度目かに扉が開いたその時に、私は蔵の外へ転がり出た。
強烈な生存への渇望が再び私を焦がした。
しかし何歩か歩いた所で力尽き、土の上にくずおれた所を少年に見つかってしまった。
破壊されるかと思ったが、少年は私の凶行を知らないらしく、私を自分の家に持ち帰った。
彼が机につき、私を持って眺めている。
彼の無邪気な顔立ちは、そう言えば、誰かに似ている。
誰に?
思い出せない。
思い出せないが、彼を滅ぼす気にはなぜかなれなかった。
思春期らしく、少年は私を使って快楽にふけりだした。
私は与えられるだけの恍惚を彼に与えたが、必要以上に精気を吸い出すことはしなかった。
それでも少年の体は毎日新鮮な精が湧き出て、少年が私に溺れるほどに、精気がこの体内に蓄えられて行った。
人間の姿を取れる程度に精気が貯まり、私は少年と別離することにした。
いつか、餓えに正気を忘れ、彼を取り殺してしまうのを避けたからだ。
私が仕舞われていた紙袋を破り、外界へ這い出る。
夜が更けると、夕闇に紛れ、鬱蒼とした公園に潜み、通りかかる男を藪に連れ込んで吸精した。
精が枯れ、代わりに血が、欲望の先端から放たれる瞬間が堪らなかった。
それまで喘いでいた男が泣き叫びながら干からび、私が満たされて行く。
その日も、若い少年を公園の手洗い所に誘い込み、目的を遂げた。
唇を合わせるだけで未熟な少年はとろけ、戸惑いながらも、腰を私にこすり付けてきた。
指で彼を下穿きから解放してまろび出させ、ぶら下がった柔らかい部分から、熱い硬直までを手でさする。
それだけで彼は濡れて来た。
顔を下げ、彼の先端を口に含む。
涙声が聞こえた。
彼はすぐに達し、過敏な状態を承知で、私はそれでも逃がさずに吸い続ける。
苦痛じみた刺激に、彼は泣きながら両手で私の頭を引き剥がそうとするが、もう逃げられはしない。
のけぞって痙攣しながら絶叫し、命を鉄砲水のように放ち続ける。
液体の味が、血のそれに変わった。
断末魔が響き、彼は枯れた。
少年を吸い尽くし、小さな干物のようにしてから、厠の奥に打ち捨てて、手洗い所から出た。
唐突に知った顔と出くわした。私を蔵から連れ出したあの坊やだった。
その顔を見ると、少し微笑ましい気持ちになった。
不思議だが、悪くは無い。
先ほどの少年の名らしきものを呼びながら手洗い所へ向かっていく。
私もまた、遠からず再び襲い来るだろう餓えの渇きに怯えながら、夜の中に溶け消えた。
終
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話