螺旋階段を書いた闇夜です。
兄貴と僕と弟はあれから霊感が目覚めたのか見なくていいものが見えるようになった。
その中でも旅行に行った時の話をします。
20歳19歳17歳の時弟が福引きで旅行券を当ててきた。
父や母に話すと『三人で行ってきなさい!』といわれ三人で行くことになりました。
次の日の昼3時に旅館に着き荷物を徐に部屋に投げ入れ兄貴がいきなり『お前ら疲れを癒しにいざ・・・温泉へ(笑)』
笑いながら僕たちは温泉に入りにいきました。
行く途中に長い廊下があり・・・・・・・・なぜか電気がついてるのに暗かったのだ。
その時は『まぁいいや』と思い無視して温泉に入ってました。
風呂好きの僕たち三人は時間を忘れて出ては入ったりを繰り返し辺りは暗くなっていた。
兄貴が『そろそろ部屋に戻って夕飯食うか』と言い『そうだなぁ!!!』とハモってた。(笑)
着替えが終わり部屋に戻ろうと兄弟で喋りながらあの暗い廊下を歩いていたら・・・・・・・・・・電気が消えた・・・・・・・・・
『兄貴ぃ!』と弟が僕にしがみついてきた。
そう僕たちは廊下の向こうにいる・・・奴に・・・・気が付いていたんだ。
血だらけの五人・・・・・・・・ここの中居さんとは違う着物を着てこっちを睨み付け何かを言っていた『ク・・・・・・・ニ・・・・・・・・・・・ァ・・・・・・・・・・コ・・・・・・・ィ』
三人とも進むことさえ出来ずそのまま立ち竦んでいた。
その時兄貴の携帯が鳴った・・・・・・・・・・・・・・・・・ピルルルルルルガチャ兄貴は声にならない声で電話にでた『も・・・・もしもし』・・・・・・『悔しい・・・・・・憎い・・・殺してやる・・・・・おまえら・・・・・・・・』
『ウワァァアァァ』
電話を落とした兄貴を僕と弟は見た
その時寒気が感じ左右を見た
そう
さっきの
血だらけの中居達が僕たち三人を取り囲み首を絞めてきたのだ・・・・・・・・・
『く・・・・・・ル・・・・・・シィ』声にならない声で僕は『僕た・・・・・・・・ちは・・・・・カ・・関係な・・・・・・・・・・・・・・・・・いよ』
そう言ったときに僕は意識をなくした
気が付いたら温泉の中で僕たち三人は倒れていた
三人で
『夢だったんだ』
と思ったが
お互い体を見たときに僕たちは絶句した
三人とも首に絞められたあとが・・・・そう血のついた手形がくっきりと・・・・・・・・・・・・・そして身体中に刃物で切られた跡が・・・・
僕たちは血の気がひいてはすぐさま旅館を後にしました。
あとで聞いた話だけど昔あの旅館は強盗が入り中居さんが五人無惨に首を絞められ・・・・・・・・・ズタズタに胴体と両手足がバラバラにされたとのことです。
いまだ犯人も捕まっていません。
二年たった今も首の痣は消えていません
これは雑談ですが僕たちは兄弟三人が揃うと霊を呼びやすいそうです。
怖い話投稿:ホラーテラー 闇夜さん
作者怖話