短編2
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空耳?

この話はつい最近の2008年10月の話です。

ちょうど、定期通院で附属大学病院の帰りの時に地下鉄に乗って、北海道札幌市にある寮に帰る途中でした。

地下鉄の乗換の駅構内で急に心臓が痛み出し、発作を起きてしまい、そのまま倒れてしまいました。大騒ぎな状態になりました。

駅員さんが救急車を手配してくれて、そのまま救急車で通院していた病院に運ばれました。

医師から「あくまでも、発作はまだ落ち着いてないから、入院という形にするからね」っと言われ、掛かり付けの診療科の精神神経科に一週間の入院になりました。

夜の消灯時間後の話です。看護師が居ないはずが「◯◯◯くん〜」っとの若い女性の声が聞こえて、僕は「あれ、どうしたんだろう?」っと思い、ベットから降り、廊下に出たんですが誰も居ませんでした。

「きっと、看護師が僕に用事ナースステーションで待ってるのかな?」って行って看護師に「僕の事を呼びました?」と声をかえたんですが看護師から「いや、呼んでないよ。」と言われました。

僕も「えっ!!いや、さっき◯◯◯くん〜って呼ばれて来たんですけど・・・。」と言いました。

看護師からこんなことが言われ「空耳じゃない?」と言われ、何か安心させるような話をされ、睡眠薬を飲んで寝ました。

ところが、次になっても僕の事を呼ばれる女性の声が聞こえるので聞こえない振りをして、眠りつきたかったんですが眠れませんでした。

他の患者は聞こえなかったのか、何故僕だけ聞こえるのか想像につきません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん

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