ある所に、母、父、そして小学4年生の姉、3さいの弟の4人家族が引越して来ました。
そして、姉の名前をかなちゃんといいました。
かなちゃんはとても良い子だったので、家族や親戚に可愛がられて育ちました。その中でも、特におじいちゃんにとても可愛がられていました。
ある日、かなちゃんのおじいちゃんが重い病気で入院したので、かなちゃんはお見舞いにいきました。
すると、おじいちゃんは
「おじいちゃんが死んだら、悲しんでくれるかい?」
と言いました。かなちゃんは少し考えてから、
「もちろん!」
と元気に答えました。するとおじいちゃんは、さらに
「家族も?」
と訪ねてきました。おかしいな?とかなちゃんは思いましたが、
「当たり前でしょう?だから頑張ってね。」
と答えました。
その次の日に、おじいちゃんは亡くなりました。かなちゃんは目を赤くはらしていましたが、全く泣きませんでした。
そして、その一週間後の深夜、かなちゃんとかなちゃんの家族は死にました。かなちゃんの家族はみんな包丁で刺されていましたが、かなちゃんだけは首を吊って死んでいました。
駄文をお許し下さい。最後まで読んでいただきありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー 石砂さん
作者怖話