短編1
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少女

俺の家での体験談。

まぁ、見てってください。

その日は、特に暑い日だった。寝苦しくて夜中に起きた俺は、あることに気がついた。

夜中のはずなのに、妙な音が聞こえる。

ピプッピプッピプッという具合に。(小さい子どもがはくような靴の音)なんだ?と、思い音のする元へと近ずくと、どうやら外から聞こえるらしい。『こんな時間に子どもがいるはずないよな?』なんて思いつつも耳をすますとだんだんちかずいてくる。すると、俺のいる玄関のドアの前で音が止んだ。『・・・えっ!なに?!どうすんの?』と、思いながらも意を決してドアを開けて見るとなにもいない。『・・・えっ!いない!なんで?』ドアの影になっている部分も見たがなにもいない。『疲れてんのかな?』

確かにその日、(まだ中3)部活があり練習で疲れていた。『・・・寝よ。』そう思いドアを閉め、鍵をかけた瞬間!

突然、シャツの裾を引っ張られ反射的に振り向いてしまった。白い服の少女がこちらを見て「遊ぼ?」と、話した。

あまりの恐怖で絶叫、そこで意識はとだえた。

気がつくとベッドの中だった、『夢?』

そう思い、寝ぼけながらもリビングに行こうと、玄関を通りすぎた瞬間。

凍りついた。

あの少女が立っていた場所、そこだけに砂場の砂が小さな山になっていた。

Concrete
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