先日も不思議な体験を投稿しました。怖い話ではありませんが不思議だったので…
私はとても動物が好きで、色々な動物を飼っていましたが、10年位前ハムスター(ジャンガリアン)を飼っていた時の不思議な体験をお話したいと思います。
そのハムスターはとても頭が良く(そう思っていた)
名前を呼ぶと巣の中から出て来たり、普通は夜行性なので夜に
ガチャガチャと動き回ったりして、よくうるさいとか言いますが夜も凄く静かでした。
ある夜
『キーッ キーッ!』
と言う声で目が覚め
豆電球の中でゲージを見ると柵の中間当たりに、まぁるくぶら下がってるモノが見えました。
『エーッ! 何!?』
電気を付けて見ると
身体だけがあのほそい柵から外に出てぶら下がっていました。
『あり得ない!』
よく見ると、ちいさな手先が少しちぎれて血が出ていました。
次の日 薬を塗ったりして… 暫くするとゲージの上にぶら下がってウンテイが出来る様になりました。
それから一年位で死んでしまったんですが…
それからが不思議でした。
9月近くに死んでしまったので、庭の隅に、餌だったヒマワリの種もいっぱい一緒に埋めてあげたんです。
いつの間にか一つだけ芽が出て、12月の寒さの中、小さな身体を栄養に小さかったけれど凜とした見事な花を咲かせました。
小さな動物でも
『ありがとう』
と、言っているようでとても不思議な感動をした事を覚えています。
怖い話投稿:ホラーテラー ひーちゃんさん
作者怖話