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短編2
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怖くない話2

昔の話です

俺が小4の時の話

その頃住んでいたアパート

今ではもう誰一人住んでないアパートに昔住んでました

その頃の自分はお化け、幽霊をかなり、信じてました

ある日の夜

金曜ロードショーでトトロが終わったあと、すぐ自分の部屋に戻り寝ました

寝る時はいつも電気をつけぱでないと寝れなかったくらい、ビビりのヘタレでした

そして

なにかの物音で起きました

部屋の電気が消えていました

それだけでも、怖いのに

ドン!ドン!

どこからだ!

押し入れから、大きな音で、ドンドンとなる

自分に何が起きてるかは

その当日の自分にはできなかった

すると

押し入れの戸が開き始めた

おれより、5歳くらい年上の人が見つめていた

顔をだしていた

あの頃の自分には、ニッコリ笑って、でも、

涙を出していたようにみえた

「し・・・・・・・ね」

彼かすれるような、聞きづらい声でいった

だが、はっきりと聞こえた

「しね」と・・・

自分は恐怖のあまり気を失ってしまった・・・

そして現在

俺と兄と母さんで暮らしていた

今の俺は金縛りや、幽体離脱など

あの日から、よくなるようになった

そして、母さんが、話しておきたい事があると

兄と俺が呼ばれた

話の内容からいうと

今の父さんの前に婚約者がいたそうだ

その人の子供が母さんのお腹にいた事を知った

だか、交通事故で幼き命を失ったらしい

すごく、悲しい話だ・・・

だが、次の発言に驚いた

「今その子今いるなら、あなたよりも5歳年上くらいだわ」

脳裏に走った

押し入れの少年・・・

だから俺にしねと行ったのか

その日の夜中ベッドの中で考えていた

あの少年の事を・・・

すると

ドン!ドン!

布団の中なのにひんやりした

ドンドン!ドンドン!

今度は部屋のドアからだった

俺は腹をくくった

殺される・・・

耳鳴りに襲われ、体は固まったまま

キーッと、ドアが開いた

男の人が立っていた

言いたそうに、何かを伝えようとしていた

必死に

「し・・・になってね」

「し・・・になっ・・・さい」

俺は大きな勘違いをしていたのだ

彼が言いたかったのは・・・

「幸せになってね・・・」

「幸せになってください」

「お母さんをお願いします」と、涙を流しながら彼はいった・・・

俺も金縛りの中で必死に言った

「ありがとう・・・」

「母さんは、俺が守ります」

そう言って涙をこらえました

長々と見ていただきますありがとうございました!

怖い話投稿:ホラーテラー 藤アローさん  

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