皆さん小さい頃
だるまさんが転んだっていう遊びしませんでしたか?僕は、よく遊びました。でも、この遊び本当は楽しいものじゃないんですよ。
実はこの遊びはある事件からなっているのです。
昔こんな事件がありました。
友達と追いかけっこをして遊んでいた少年がいました。友達と自分を合わせて6人でした。
少年は足が早かったのでなかなかつかまりませんでした。この日もいつもと同じように追いかけっこをしていました。少年は鬼が決まった瞬間走って逃げました。他の子も少年に続いて逃げました。
その後を鬼の子が追いかけました。
時間が立ち少年はある事に気づきました。
他の五人がいない。さっきまでいた子たちがみんないなくなっていました。日もくれ始め少年は心配になりました。あたりはもう暗くなっています。でも少年はみんなを探しました。
探して探して探して。でも見つかりませんでした。疲れ切った少年はしゃがみ込んでしまいました。すると遠くの方から少年を呼ぶ声が聞こえました。みんなの声です!少年は声の方に走りました。夜でした。少年は崖に気づかず足を滑らせ転がり落ちました。転がり落ちた底には立ち入り禁止とされている、垂沼という沼がありました。
その沼に入ったものはおしまいとされ、昔から立ち入りが禁止されていました。少年はそのまま帰らぬ人となりました。また、子供達も行方不明になってしまいました。そしてその事件を元に出来たのが
だるまさんが転んだ
この名前の由来は
垂沼さんに転げ落ちた
という言葉が元となり、月日が経つに連れ、
名前も変わっていきました。
だるまさんが転んだで振り返るというルールがあるのはこの事件が元になったことを表しているそうです。
作者太郎