13歳の時
深夜 僕が、寝ていると布団の周りを歩く足音が
聞こえましたが、家族の誰かだろうと
思い気にせずに寝ました。
翌日、翌々日と足音が聞こえました。
4日目の深夜も足音が聞こえていたが
突如、足音が止み
布団の中に一本の右腕が入ってきました。
(その右腕)は、僕の右腕を触ってきましたが、
寝るのに邪魔くさいので、
(その右腕)を払ったのだが
何度も触ってきました。
だんだんイライラしてきて、
僕は(その右腕)の
薬指を掴んで曲がらない方向に
徐々に曲げていきました。
「痛い、痛い!」と言わず抵抗してこないので
そのまま、曲げてしまいました。
薬指が曲がった(その右腕)布団からでていきました。
翌朝、家族は誰も右腕を怪我していなくて
翌日から何も起きなくなりました。
あの右腕は誰なんだろう?
作者退会会員