短編2
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神様

それは、

私が11歳の誕生日を迎える日の事でした。

私は誕生日なので何気なくウキウキしながら学校に向かいました

すると

『おめでとう、おめでとう』

と耳の側で囁くように声が聞こえてきました

私は

(空耳かな、不気味だな)

と思いつつ学校に行きました

学校に着くとみんなが

『おはよう』

と言ってくれたので少しほっとしました

(けれどもあの声は何なんだろう)

と思いつつも授業を受けました

授業を受けている間はあの声はしませんでしたが

すぐに学校が終わり1人て帰っているとまたもや

『おめでとう、おめでとう』

と聞こえてきました

私は怖くて小走りで帰りました

家に着くと

『おかえり~』

と声が聞こえてまたほっとしました

そして私は

『今日の夜ご飯なに~?』

と聞くとお母さんは

『それは後のお楽しみ』

と言って教えてくれませんでした

そして夜ご飯の時間になると

食卓にケーキが並びました

お母さん以外全員口を揃えて

『でか‼』

と言いました

そしてケーキを食い終わるとお母さんに今日の話しをしました

『お母さんあのね…』

するとお母さんはニッコリして

『それは多分神様の声かもしれないね』

と言いました

私はちょっとバカにされた気分で嫌な気持ちになりました

『もう寝る』

と言ってベットに駆け込みました

そして夜の3時ぐらいに目が覚めましたそして私はトイレに行きました

すると歩いてる途中に

ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ、

と音がしました私にはそれが何の音かわかりましたなので思わず

『きゃあああぁぁぁあああ』

と叫んでしまいました

すると

『おめでとう、おめでとう』

『嫌な奴死んだ、嫌な奴死んだ』

『ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ』

Concrete
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