~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは私が小学生の頃に体験したことです。
学生の身分で文章には自信がないですが悪しからず…笑
そんなに怖くないと思います。。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
nextpage
wallpaper:58
小学生の頃、田舎に住んでいたので、外で遊ぶ場所は山や川などが殆どでした。
特に夏場は外で遊ぶのが楽しくて仕方がない。
友人と山へクワガタをとりに行ったり、かくれんぼや鬼ごっこをしたりと、、
それは楽しい思い出です。
nextpage
ある年の夏、夏休みに入った頃に私と友人のA、B、C、D、Eと一緒に山の麓にある駄菓子屋でそれぞれがお菓子を買って食べていました。
nextpage
日光が肌をさします。
A「なぁ、鬼ごっこしよーぜ!」
B「やろやろー!」
私「また山の中で~?」
駄菓子屋でそんな会話をしていました。
私はこの日の暑さで既に疲れがでていました。私たちの間ではAの家が集い場所となっていたので、Aの家に行こうと提案しようと思い、
私「今日は暑いからさぁ___」
C「じゃぁ、涼しいところで鬼ごっこしようよ。」
Cが口を割り込んできたので、じゃぁどこでするのさと聞き返したところ
nextpage
「竹藪がいいんじゃないか」
という意見が出ました。
すると、そこにいるみんなが、面白そうと言うので私の意見は自然に掻き消されて行きました。
ただ、私も竹藪にいくことなんてないので進んで行こうという気になりました。
◆
nextpage
この辺りで一番近い位置にある竹藪は、ある神社から少し離れた場所にあります。
ある神社とは、私が幼い頃に母が私をよくつれてきてくれた神社らしいです。私自身、覚えていないのですが、泣き喚く私をここへ連れてくると泣き止んで笑顔を見せていたので、私が泣いている時はよくここへ連れてきていたみたいです。
◆
nextpage
竹藪の前には小さな社へ続く小さな紅い鳥居があります。たまに通る時に見かけるのですが、私はソレが異様に不気味に感じていました。
ただ、鬼ごっこが始まってからはそんな概念は吹き飛んだんですが。
nextpage
じゃんけんで負けたEが鬼をすることに。
他のみんなはどんどん奥へ逃げ、Eは数を数え始めます。
私もテンションが上がって、みんなに続いて奥へ向かって逃げました。
竹が鬱蒼として日光がほぼ遮断されていたので凄く涼しい。
前方ではAとBが跳ねるように走っている。
私は隠れることにして、地面に窪みがあったのでそこに体を丸めました。
nextpage
自身の動きが止まったので耳の感覚が敏感になりました。友人のはしゃぐ声が聞こえてきます。
がさっ…
shake
不意に後ろを振り向きます。
…誰もいやしない。
ホッとして、とどまり続けるのも面白くないので立ち上がった時、
ん?
橋がある。
竹藪の中に橋がある。
子供ながらもその光景は異様でした。
そしたら背後から
E「捕まえた~ぁ!」
不意を突かれ動けないでいる私をEは怪訝そうに見つめ、
nextpage
E「どうしたの?」
私は我にかえりました。
橋が消えています。
私「ううん!何もない!いいから早く逃げろよ!」
私は目を瞑って数を数えました。
そして目をあけて走りだしました。
◆
nextpage
私は走ります。
しかしみんなが見つからない。
不安に思いながら、ふと立ち止まってみた。
shake
ざっざっざっざっざっ
思わず飛び跳ねそうになりました。
足音の正体がCだと分かると、Cに駆け寄りました。
nextpage
C「みんなは?!」
私は、分からないとだけ言います。
私はCにみんなを探そうと言いました。
ふとCの顔を見ると、私をじっと見つめています。
いや、背後をみている??
私はCの視線の先を辿るようにして後ろを振り向きました。
nextpage
真っ赤な橋がありました。
先程私が見た物と同じのが。
いきなり目の前に現れる怪しい橋に体が震え上がりました。
Cはその橋に向かって歩み始めました。
私「そ、そっちはよそうよ!」
C「こっちにいるかもしれんやろ!」
先々行くCを見て止むを得ずついて行きました。
nextpage
橋の下には水が通っておらず、竹が集中しているので橋を渡らなければ向こう側には行けないといった具合です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一旦切らせてもらいます。申し訳ありません。
作者夜華
すいません。
iPhoneから話を書いていたのですが、話を書いている途中に何回も落ちてしまいます。
これを5回書き直したんですが、落ちてしまうので、一旦ここまでにさせていただきます。