俺の趣味はドライブだ。
週末の夜に首都高をかっ飛ばせば嫌なことは全部忘れられる。
今日は少し遅くなってしまったがまあいい、どうせ明日は休みだ。
いつものように愛車に乗り込みシートベルトを締め、エンジンを起そうとした時に携帯が鳴った。
誰だこんな時間に…「もしもし?」
「わたしメリーさん。今あなたの後ろに…」ピッ
どうせイタズラだろう、構わず電話を切ってエンジンに火をいれた。
相変わらずいい音だ。
「でもなぁ、もし本当にそこにいるんなら早く出た方がいいぜ!」
俺は一応そう叫んでからフェラーリF40を発進させた。
作者らるご
始めまして。いつも楽しく読ませてもらっています。
せっかく登録したので書いてみました。怖くはありませんが意味怖のつもりです^ ^)