「口は災いのもと」
この諺の重さを、重々感じてほしい。
そして、人間がいかに怖いかと言うことを…。
その為にも、俺はこの話をしようとおもう…。
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とある高校に通う女の子がいた。
その子はとても噂好きで、何かと噂を聞いては友達に話していた。
ある時、その子が通う高校の周辺で通り魔事件が起きていた。連続して起きている事件で、方法が一緒な事から同一犯の仕業とされていた。
ニュースを見た彼女は、早速友人に事件の話をした。その時、彼女には毛嫌いしていた同級生の男子がいたので、
「もしかして、アイツが犯人なんじゃないのぉ?」
と、その男子をからかっていた。
その日の夜、部活帰りだった彼女は何者かに突然襲われた。彼女は必死に抵抗し、なんとか近くの交番に逃げ込むことが出来た。
警官に、「特徴はどうでした?」「服装は?」等と聴かれたが、彼女はよく見ていなかったため答えることが出来なかった。しかし、彼女が抵抗した際に犯人の腕に噛み付いた事を伝えると、警官は彼女を家まで送り犯人探しを始めた。
翌朝、彼女がニュースを見ていると連続通り魔事件の犯人逮捕のニュースが流れた。そして、犯人の写真を見た彼女は愕然とする。
なんと、そこに写っていたのは…
…あの日、自分が毛嫌いし犯人呼ばわりしていた同級生の男子だった…。
ふざけ半分で余計な嘘や冗談を言わない方がいい…もしかしたら、それが本当のことになってしまうかもしれないのだから…。
皆さんには、その事を重々承知して頂きたい…。
作者蜜蜂
すんません。初投稿で、文章が拙いかもしれません。
こんな駄文でも楽しんで頂けたのなら、嬉しい限りです。
これからも暇あれば投稿していきたいと思います。
これから宜しくお願いします!
この話はほんの冗談だったのが、じつは本当の事だった!と言うことですね。
だから同級生の男子は口封じのために…みたいな感じですかね…。
真に怖きは人間也…。