それは去年の出来事でした…
その季節には珍しく、オニヤンマが家の裏庭に止まっていました。
僕はそのオニヤンマが欲しくなって捕まえようとしました。しかしその瞬間オニヤンマが噛み付いてきたのです!僕はビックリしてオニヤンマを引っ張りました!すると…オニヤンマの胴体がちぎれてしまいました。しかし顔まだ僕の指に噛み付いていたのです!怖かった〜
でもホントに恐いのはその後でした…
お母さんが僕に向かって、「あなたトンボのオモチャなんかもってたっけ?」といってきたのです!当然もっているはずもなく「ないよ」といいました。すると…「じゃあその脚に付けてるのなに?」と聞いてくるのです!僕はまさか!!と思い、おそるおそる脚を見ると…そこには顔のとれたオニヤンマの胴体がもぞもぞ動きながらつかまっていたのです!!!!!
それから僕はトンボを触れません…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話