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短編1
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さよなら

おれの飼ってた大好きな

猫のシュウが死んでしまった。

夜同じ時間に目が覚める。

いつもおれの布団で一緒に寝てたよな。

でもその夜はいつもと違った。

布団の一部がとても温かい。

シュウがいつも寝てた場所。

「まだ側におるんか?」

戸が少し開いてた。

少しずつシュウの寝てた場所が

冷たくなってきた。

シュウはもういない。

涙が出た。

辛い時悲しい時、励ますように

いつも側にいたのはシュウやった。

おれには分かる。

今日はさよならを言いにきたんやろ?

こんなおれの側にいてくれて

世話んなったな。ありがとう。

もしまた会えたらやけど、

そん時はお前が好きな猫缶に牛乳用意するからな。

いっぱいなでたるし、

お風呂も一緒に入ろう。

お前はおれの大切な大切な親友や。

たとえ猫でもおれの大切なパートナーやで。

さよなら。シュウ。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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