俺には先日別れた彼女がいた。
そんな彼女が最近ストーカーするようになってしまった。
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毎日、毎日。俺の家まで着いてきて。
朝も俺の家の前にいる。
気持ち悪い。
俺はいつもそう思っていた。
その日も朝から仕事で家を出た、すると彼女は電柱の影から俺を見ていた。
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ため息がでる。
毎日彼女はあんな風にして俺を監視している。いつものように歩いて出勤した。
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夜、仕事が終わり会社の外へと出るとまた彼女がいた。今日も笑っている。
流石に我慢の限界になった俺は、
「もう付き纏うなよ。」
少しキツ目にいってやった。すると、彼女は笑う。本当に気持ちが悪い。
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急ぎ足で家に帰る。家に着くと鍵を厳重に閉めた。俺はそのあと風呂、夕飯を済ませリビングでボーっとしていた。
すると...
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トンットンッ...
sound:14
玄関のドアが叩かれる。
「私だよー?あーけーてー?」
不気味に彼女は言う。俺は寝ていると思わせるため静かに帰るのを待っていた。
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ドンッドンッ...
sound:14
「あーけーてーよー!ねぇーねぇー!」
次第にドアを叩く音は激しくなる。
ドンッドンッドンッドンッ‼︎‼︎‼︎
sound:14
ガチャガチャガチャガチャ‼︎‼︎‼︎
入ろうとしている...怖い。
しばらくして、ドアを叩く音などは消えて帰ったんだな、と安心した。
が、
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ガチャ
sound:26
ドアが、開いたのだ。怖くなって俺は動けなくなっていた。するといつの間にか彼女は後ろにいた。俺は怖くなり叫んだ。
「付き纏うなよ!」
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「ずっと、一緒なんだから、ね?」
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そのあと彼は遺体で発見された。不可解だった。何故なら犯人は先日に自殺していた女だったからだ。
作者透花
どーも、透花です。
あんま怖くないですよね。汗
これからもよろしくお願いします。