「あのー、、道を教えていただけませんか?」
友達の家に行く途中にどうやら迷ったみたい。
私はたまたまいた人に道を尋ねた。
「あのー、、、」
もう30分も経つのに教えてくれないこの人に腹がたっていた。
この辺、人があんまり通らないみたい。
さっきから足音さえも聞こえない。
「教えてくれないんですか?」
「、、、、。」
「ねえ。」
「、、、、。」
「ねえってば!」
「、、、、。」
あ、、、。いっちゃった、、、。
どうしよう、、どうやってここから出て友達の家に行けるの、、、?
とりあえず歩いてみようかな、、。
「、、、ゆりか!」
「あれ?えみ?今からそっちに行こうと、、、」
「なにしてんの!早くここから出よう!」
「うん、、、」
ビックリした、、、。
えみ此処が分かったんだ、、。
助かった、、。
「ねえ、、えみ?」
「なに?」
「なんでそんなに急いでるの?」
「、、、それよりもさ、ゆりか誰と喋ってたの?」
「え?」
「あそこさ、お墓であんまりこの時期誰も通らないんだよ?」
「、、、、。」
「ねえ、、ゆりか?」
作者姉貴
今日は人生的に怖い話の誕生日でした。
おめでとう。