短編2
  • 表示切替
  • 使い方

music:4

これは私が中3のときに体験した話です。

ある日、いつものように寝ているとふと

目が覚めました。

nextpage

私は普段一度眠りにつくと朝まで絶対に

起きない(大きな地震があっても、姉に頭を踏まれても起きないくらい眠りが深いです。)ので、珍しいなーとか思いました。

nextpage

まだ真夜中で暗かったので、二度寝しようとしていると、足先にある廊下の方から

女の子の笑い声が聴こえてきました。

nextpage

「うふふあははは…」みたいな笑い声で、楽しそうに走り回ってる感じでした。(今思うと普通な声でしたね。)

nextpage

驚いて反射的に身体を起こしたのですが、笑い声はもう止んでいて、あたりを見回しても、何も変わりはありませんでした。

nextpage

すると突然、後ろから「何か」に

抱きつかれました。(身体を起こしたほんの2秒後くらいです。)

nextpage

その「何か」は見えなかったですが、

脇の下あたりに二本の子供ような細い腕、背中に皮膚のような感触があったので、

多分抱きつかれたんだと思います。

nextpage

一瞬、唐突すぎてわけが分からなくなりましたが、すぐに恐怖が湧き上がってきて、パニックにになりました。しかし恐怖で

身体が硬直してしまい、動けませんでした。

nextpage

で、目が覚めました。

夢オチです。すみません。

その後は普通に寝直しました。

nextpage

しかし、

夢の中でしたが霊的体験をしたこと。

夢の中でも自分の意思があり、ものを考えたり、恐怖を感じたこと。

夢のことを実際起きるまで現実だと思っていたこと。

nextpage

物語ではよくある話ですが、これは本当にあった怖い話です。

たいして怖くなくてすみません。

Normal
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ