【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

短編2
  • 表示切替
  • 使い方

死神

みなさんは

死神の存在を信じますか?

これは もぅ14年前…

私が高校2年生の秋に体験した出来事…

その日は

何故か朝から肩が少し重かったんです。

しかし

いつものように通学…

したまでは良かったんだけど時間が経つにつれて肩の重さが酷くなってきて…。

授業が全て終わった頃には四十肩みたく腕が上げ辛く、体も怠くなってて…

さすがにその日は

部活も休んで早々と帰宅…怠さもあって病院にも行かず22時頃には寝たと思います。

寝付いて数時間…

私が寝ているベッドの右横(ガラステーブルを置いてました)から車の走り去るような…そしてその音は遠くて近いような…?

とにかく不思議な音が聞こえて目が覚めました。

仰向けに寝てたんで

左の壁の掛け時計に目をやり深夜2時10分程度を確認。

なんなんだろう?

と思いガラステーブルのある右側に目をやると…

…居たんです…!!

怖くてはっきり見えなかったけど、白装束みたいなのを着た3人がうつむき加減で列になって南西(?)の方向に歩いてたんです!

やばい!!

とっさにそぅ思った私は

目線を真上の天井に向けたのですが....

今度は天井に

手足を変な方向に曲げた骸骨が張り付いて笑ってるんです…

その骸骨を見た瞬間!

朝から重かった肩に電撃みたいなのが走り、あまりの衝撃に気を失いました。

どれくらいの時間が経ったのでしょうか…

自分では一瞬だった気がしてたんですが。

うっすら目を開けたんですが骸骨も白装束達も居ません…

もぅ肩は完全に治り

怠さもありませんでした。

夢だった?と思って時計に目をやると夢じゃない事も気を失ったのが一瞬だった事も思い知らされたのです。

2時13分…

その位置で時計は動かなくなっていました…

あの時の骸骨は

私を連れて行こうとしたのでしょうか…

それとも悪戯?

骸骨だから

もちろん無表情なのですが何故か笑ってのが解ったんですよね…。

…みなさんは

死神の存在を信じますか?

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ