初めて投稿します。
今は36歳。
小さい時から怖い番組が大好きで、
あなたの知らない世界や、よく夏に心霊の特番をビデオテープに録画してもらい、大切に保管し22歳まで見ていたくらいでした。
大人になるにつれて、肝試しやレンタルショップでホラーや心霊のDVDを借りみんなで観たりするのが週末の楽しみになりました。
ぼちぼちみんな結婚や彼氏が出来たとかで四人いた仲間は集まらなくなり、連絡さえ少なくなっていきました。
私にも彼氏ができ、嫌われたくない思いで心霊を好きだと言う事を内緒にして付き合いを重ねてるうちに、28歳くらいでしょうか、その頃から金縛りにになったり、急に自分の後ろに誰かいる気配を感じたりとするようになり、気味が悪くても彼氏には言えないままでした。
結婚の話がでていたので、自分が心霊好きなのは墓場まで持って行こうと考えてました。彼氏はホラーや心霊は大嫌いだったから。
怖い夢を見た時や、誰かから逃げる夢は必ず足が遅くスローに感じた記憶がずっとあります。
彼氏と結婚の話がでたくらいから、私の見る夢は半年に一回、年に一回かで、いつも同じ女性が出てきます。
その場面とは、私はベッドに寝ていて、目は開いています。
部屋のドアに女性は四つん這いで向きは私の方でした。
見た感じは貞子みたく、髪が長く顔はわかりません。
そんな夢を半年、年に一回見てるうちに女性が段々と近寄ってくるんです。
去年見た時にはもうベッドのすぐ下まできています。
怖くて見たくもない夢を見ない方法なんてもちろん無く、最近まで、と言うより昨日まで夜になると続きをまた見たらどーなるんだろと思い怖さがいっぱいでした。
昨日までと言う言い方をしたのは、
今は彼氏と籍をいれて、二階建てのハイツに住んでるんですが、扉が全てスライド式のドアで、今は布団で寝ているんですが、スライド式のドアの下の隙間から少し向こうが見えるんです。
彼氏は長距離の運転をしており、私は平日の夜は1人になるので窓や玄関は必ず鍵を閉めたか確認して布団に入ります。
その日は旦那と電話で話をして、YouTubeでガキ使を見てたら寝てしまってました。
夜中に目が覚めるのはたまにはありますが、その日は目覚ましなんて合わしてもないのに夜中3時46分にアラームがなり目が覚めました。
このハイツはプロパンな為、お茶を沸かすよりスーパーのペットボトルのお茶を買う様にしていたので、空いたボトルは寝ている部屋の隣が炊事場なのでペットボトルを3本、立てて並べていました。その隣にまだ新しいお茶のペットボトルも置いていて、
その目覚ましがなり、起きたくない時間に起きたせいで、トイレについでに行こうと寝て上を向いてたんですが、一旦うつ伏せになり携帯を充電した時でした。
ペットボトルが倒れる音がして、1人でいるのもあり、心臓がバクバクしました。
最初はスライド式のドアの下から隣の部屋を見ようとは思わなかったんですか、炊事場の蛇口から水が勢いよく出たんで、泥棒かと思い怖くて仕方なかったんです。
まぁ鍵を閉めていても、今の時代特殊な器具を使えばすぐに開けれるしと、いろんな事をうつ伏せになり身体を動かさず潜めていた時、スライド式のドアの下から足が見えました。
蛇口からの水はようやく止まり、
ドアの下から見えるのは少しの視界で見えても床に付いてる足裏から足の甲までです。
それが音も出さないで歩いてるんです。
この家のフローリング はビニール加工してあり、裸足ならべちゃべちゃとすこしでも音がでます。
怖さがピークに達して足がどっちに向かうかだけを確認したく、私から見て左に行けばそのままバルコニーへ、右なら玄関へ、
すると足跡は部屋真ん中で足が上がり降りてこないんです。
隣の部屋の真ん中にはコタツテーブルがあり、その上に乗ったのかと考えた私は、足音が鳴らないのは気にしつつも、携帯を手に取り泥棒なら殺されたらと考え、コタツテーブルに乗ってるならドアを開けたらすぐ前にあるので、用心に持ってた撃退スプレーとドライバー片手にドアを開けると、そこには誰も居なくて、ただ新しいペットボトルのお茶もキャップが開いたまま倒れて中のお茶が床に流れ出てました。
炊事場は寝る時も電気を付けているので私は直ぐに左のバルコニーから隣の部屋に移り隣の住人の窓を叩きました。
カーテンが開き、迷惑にも関わらず足踏みして涙目になってる私を部屋に入れてくれました。
事情を説明してるうちに隣の住人夫婦が「貴方の家賃はイクラ?前の住人は1万2千円。」
私は一万ですと答えた。
ホントはここね家賃は52000円。
いつも202号室に済まれる人は家賃安いと喜んで住むんやけど、一年とはもたなく引越ししていくと聞きました。
旦那は仕事上寝不足なんで、起こして怒られるのは嫌だし、こんな時に旦那に頼らず誰に頼るとなった時、私は隣の住人に助けを求めました。
隣の夫婦は私が助けを求めるまでは子供の進路で遅くまで話し合いをしていたそうです。
何故一万の家賃がこの部屋なのかと尋ねると、「私たちはこのハイツに9年住んでて、大家と知り合いになったらしく、この202号室のメーターボックスに掃除しても髪の毛が巻きついてるから呪われ202号室やとは言ってたかな」私は大家にイライラしたけど貯金も少ない私たちには出て行くお金もなく、諦めるしかなかったので、
お札を買って置きますと話して、夫婦は私と一緒に部屋に安全の為来てもらいました。
もしドロボーなら内鍵を開けたまま逃げてるけど、鍵はどこも閉まってました。
夫婦はやっぱりと言った顔で、私に「ここの部屋昔に首吊りがあったから」と言うんです。
お金がなくても、何がなんでも引越ししたいとその時思いました。
夫婦は1時間位私の部屋で話をした後で大丈夫よといいつつ部屋に帰っていきました。
心霊好きなのは今も変わりないんですが、昔よりビビりになっていて、あの出来事は衝撃的でした。
今までは貞子みたいな女?に夢見る度に迫られて、次見た時は足を掴まれるの確実でビクビクしていたのに。
そんか心配と不安から、早く朝7時にならないかなぁと思いようやく7時に。
電話をかけて旦那を起こし、昨日の出来事を話ました。
旦那は怖い話は嫌いなんで、寝ぼけて見ただけで隣の夫婦もビビらせてるだけの判断。
テレビでもよくありガチな他には信じてもらえないパターンやって悩むより呆れました。でも旦那が信じるかわからないですが炊事場のフローリングにはビニール加工してある足形部分だけが真ん中に両足くっきりビニールはめくれてました。
隣の奥さんと知り合いのお寺に行きお札をもらいました。
この先にまだまだ嫌な事がありそうに思えて仕方ない気持ちでいっぱいです。
もしか、私達が住むずっと前に亡くなった霊なのか、私が夢に見る女なのか、昼間になるにつれて、お昼はお化けなんてと思う気持ちがあるので、気持ちは調べたい好奇心の方が大きくなる私でした。
そういえば、住み始めて二ヶ月位の時にたまたまタバコ吸いながら台所を見てたらアジシオのフタがゆっくり開いた事がありました。それとまさに今、なんですがお風呂の天井にフタがあるのですが開けて覗くとサラサラの砂がお山の形をしておりその上には古いお札と髪の毛が大量にあり、今から隣の奥さんに話に行く用意中です。
またなにかあったら投稿します。
作者南