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短編2
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スッポン

小学生の頃、よく川や池から亀や魚つかまえてきては持ってかえり、飼ってはだめと言われて親父と一緒にもとの場所までよく逃がしにいってた。

ある日、地元では滅多に見ない「スッポン」という亀がとれた。頻繁に噛み付いてこようとしてあぶなかったが、なんとか持ち帰った。

あまり見ない亀なんでどうにかして飼わせてくれと懇願したけど、やっぱりだめだった。

親父と一緒にもとの場所に逃がしにいく途中、親父から「スッポンは一度噛み付かれれば雷がなるまで離さんぞ。執念深いからな。」という話しをきいた。

そのときはなんだそれっておもってた。

それから夜になって寝ていたときのこと。時間は良く覚えていないけど分深夜2時か3時だと思う。

急に右足に激痛が走って起きた。

何かよく分からないけどめちゃくちゃ痛い。どうなっているかと布団から足をひいて出そうと思ったが何かが引っかかって足が出てこない。というか足を引っ張ると更に痛い!

パニックになりながら布団をはいでみた。わずかな光でよくみえないけど何かが足に引っ付いてる!

近くにいあったデスクライトを付け確認すると、なんとスッポンが足の指に噛み付いていた(けっこう血が出てた)。

わけがわからないけどとりあえず大声で両親を呼んでスッポンをとってもらった(お湯をかけたらはなしてくれた)。

家族全員がこのような自体に驚いていたが、結局自分がこっそりまた亀を持ち帰ったったんだろうということにされてしまった。なっとくがいかなかったけど。

噛み付いたスッポンが逃がしたスッポンと同じ奴かわからないけど、もし同じ奴だったら不可解だし執念深さ(何に執着したのか分からんが)も並ならないものだなと思った。

というか逃がした奴じゃなかったにしろ不可解すぎるわこんなの。

Concrete
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兄ちゃーん、オイラを飼ってくれよ〜って追っかけて来たと思えば可愛いかも‥どうやって入ってきたか‥それはカメのみぞ知るって事で(^∇^)

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